近畿大学が性の多様性を学ぶ教育用ゲームを公開

2026-07-09 04:30

近畿大学が、性の多様性について主体的に学べる教育用ゲーム『星と雑踏のパラドックス』を2026年7月15日にWeb上で公開します。

性の多様性への理解を深めるゲーム開発

近畿大学では、学生の人権意識調査を通じて、セクシュアルマイノリティ(※性的指向や性自認など、性のあり方が多数派と異なる人々を指す言葉)に対する誤解や偏見の解消が課題として浮上しました。この現状を受け、人権問題研究所を中心に学内横断プロジェクトを立ち上げ、誰もが安心して過ごせるキャンパス環境づくりを目指して教材制作を開始しました。

今回公開される教育用ゲーム『星と雑踏のパラドックス』は、大学生活の日常的な場面を舞台としています。講義や文章では伝えきれない複雑な状況を、学生が自分事として捉えられるようゲーム形式を採用しました。プレイヤーは登場人物の視点で物語を進め、無意識の偏見や、本人の同意なく性のあり方を他者に伝える行為などの問題について、選択肢を通じて主体的に考えます。

ガイドブックとの一体的な活用

本ゲームは、同時に制作された学生・教職員向けの教材『性の多様性ガイドブック』と併せて活用されます。ゲームで具体的な場面を疑似体験し、ガイドブックで基礎知識を補うことで、多角的な理解を深める構成です。今後は、これらの教材活用が学生や教職員の意識に与える変化について、学術的な分析や検証を進める予定です。

ゲーム概要

タイトル:『星と雑踏のパラドックス』
公開日時:2026年7月15日(水)10:00
使用可能機器:パソコン、タブレット端末、スマートフォンなど
利用方法:下記URLよりブラウザでプレイ可能(無料)
対象:どなたでもご利用いただけます

まとめ

近畿大学は、教育用ゲームとガイドブックの提供を通じて、性の多様性に対する理解促進と、すべての学生が安心して過ごせる環境の構築を推進します。

関連リンク

https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/human/activities/project/gsdpj/bookapp/gameplay/

https://www.kindai.ac.jp/