Evatec AGが日本で次世代パッケージング市場へ本格参入
2026-07-09 10:40

CLUSTERLINE® 600が、AIおよびHPC向け次世代パッケージング市場の成長を支える大型パネル対応成膜プラットフォームとして日本市場で本格展開されます。
次世代パッケージングへの移行と市場背景
生成AIの普及に伴い、半導体業界ではトランジスタの微細化から、チップレットやHBMを活用したシステムレベル統合へと技術の主軸が移っています。これに伴い、大型インターポーザやガラスコア基板など、新しい製造アーキテクチャへの移行が加速しており、特にAI向けパッケージの大型化により、300mmウェハから600mmクラスのパネルプロセスへの転換が注目されています。Evatecは、この変化を今後10年間の半導体産業における重要な成長機会と位置づけています。CLUSTERLINE® 600の概要と特徴
CLUSTERLINE® 600は、先端半導体パッケージングおよびIC基板製造向けに開発された、大型パネル対応の真空プロセスプラットフォームです。ファンアウト・パネルレベルパッケージング(FOPLP)やガラスコア基板など、AI・HPC市場の先端アプリケーション向けに設計されており、最大650mm×650mmの基板処理に対応します。本プラットフォームの主な特徴は以下の通りです。
・大面積基板における高い膜厚均一性と優れた再現性
・研究開発から量産まで対応可能なスケーラブルな構成
・特許取得の大気圧脱ガスシステムや、エッチング、PVD、CVDプロセスを統合可能なクラスターアーキテクチャ
・パネルの前処理から成膜までを単一システムで実行し、高スループットと膜品質を両立
対応可能なプロセスには、Cuシード層やバリアメタルの形成、高密度RDL向けメタライゼーション、ガラス貫通ビア(TGV)メタライゼーション、高アスペクト比構造への成膜、両面プロセス処理、Desmear/Descumプロセスが含まれます。なお、CVDプロセスについては現在開発中です。