指が多く存在する『多指症の猫』にまつわる豆知識3つ 幸運を呼ぶとされているワケとは?

2026-07-18 11:00

愛猫の前足を見て、「親指みたいな指がある!」「なんだか肉球が大きいかも」と驚いたことはありませんか。通常より多くの指を持って生まれる「多指症」の猫は世界中に存在し、その愛らしい見た目から多くの猫好きさんを魅了しています。さらに昔は、航海の安全を守る存在として船乗りたちに大切にされ、「幸運を呼ぶ猫」と考えられていた歴史もあるのだとか。今回は、多指症の猫にまつわる意外な豆知識を3つご紹介します。個性的な前足に隠された秘密や、暮らすうえで気をつけたいポイントについても見ていきましょう。

『多指症の猫』にまつわる豆知識

茶猫

1.多指症の猫は珍しいけれど病気とは限らない

猫の前足をふと見たとき、「あれ?指が多い?」と驚いた経験はありませんか。

猫の指は一般的に前足が5本、後ろ足が4本ですが、生まれつきそれ以上の指を持つ猫がいます。この状態は「多指症」と呼ばれ、遺伝子の変化によって起こる先天的な特徴です。

人で例えるなら、生まれつきえくぼがあったり、髪の生え方に個性があったりするのと似たようなもの。多指症そのものが病気というわけではなく、ほとんどの猫は健康上の問題なく普段通り生活できます。

実際、多指症の猫は普通の猫と同じように走ったり、高い場所へ飛び乗ったりすることが可能です。ただし、余分な指の向きによっては爪がうまく削れず伸びすぎることがあります。

愛猫の指が多い場合は、月に一度程度は爪の状態を確認し、必要に応じて爪切りを行うと安心でしょう。

2.「幸運を呼ぶ猫」と呼ばれる理由がある

多指症の猫は古くから幸運をもたらす存在として親しまれてきました。

その理由のひとつは、船乗りたちの間で縁起の良い猫として大切にされていた歴史があるためです。

昔の船ではネズミ退治のために猫が乗せられていました。多指症の猫は指が多いぶん足先が大きく、揺れる甲板でもバランスを取りやすいと考えられていたのです。

さらに、ネズミを捕まえる能力にも優れていると信じられ、航海の安全を守る存在として重宝されました。

「この猫が乗る船は無事に帰ってくる」といった言い伝えも広まり、多指症の猫は次第に幸運の象徴になったそうです。

現在でも海外では「ミトンキャット(手袋をはめたような猫)」や「サムキャット(親指を持つ猫)」と呼ばれ、愛好家から人気を集めています。

愛猫の大きな肉球や丸みのある前足を見るたびに、「幸運のお守りみたい」と感じる飼い主さんも少なくありません。

3.実は有名作家も多指症の猫を愛していた

多指症の猫にまつわる興味深い話として、有名人との関わりも挙げられます。

特に知られているのが、アメリカの作家である「アーネスト・ヘミングウェイ」です。

ある日、船長から多指症の白猫を譲り受けたヘミングウェイは、その愛らしさにすっかり魅了されました。

その猫の子孫は増え続け、現在でも彼が暮らしていたヘミングウェイの家(現在は博物館)では、多くの多指症の猫たちが飼育されています。

猫好きなら「ぷっくりした前足がたまらない」「まるで親指で物をつかめそう」と感じるかもしれません。

実際に多指症の猫の中には、おもちゃを抱え込んだり、ドアノブを器用に触ったりする個体もいます。

もちろんすべての猫が特別器用というわけではありませんが、その独特な仕草は飼い主さんを笑顔にしてくれる魅力のひとつでしょう。

多指症の猫と暮らすときに気を付けたいこと

猫の肉球

多指症の猫と暮らすうえで最も大切なのは、指の数ではなく状態を観察することです。

余分な指が他の指と重なっていたり、地面につかない位置にあったりすると、爪が巻き込むように伸びて肉球に食い込むケースがあります。

「普通の猫より指が多いから心配」と過度に不安になる必要はありませんが、ブラッシングやスキンシップのついでに足先をチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

愛猫が嫌がらなければ、「今日は肉球点検の日」と決めて優しく触れてあげるのもおすすめです。健康管理だけでなく、コミュニケーションの時間としても役立ちます。

まとめ

猫の肉球と手(メインクーン)

多指症の猫は、生まれつき指が多いという個性的な特徴を持つ猫たちです。病気ではないことが多く、適切な爪のケアを行えば普通の猫と変わらない生活を送れます。

また、船乗りたちから航海の守り神として愛されてきた歴史があり、現在でも「幸運を呼ぶ猫」として親しまれています。

ぷっくりとした大きな前足は見た目のかわいらしさだけでなく、長い年月をかけて人々に愛され続けてきた証なのかもしれません。

愛猫の足先を眺めながら、「この子だけの特別なチャームポイントなんだな」と感じてみてはいかがでしょうか。

関連記事

・3頭の犬が暮らすおうちにやってきた『新入りの猫』→ソファの上にいると…ほっこりする光景が22万再生「みんな優しすぎ」「愛があふれてる」
・猫が「んー」と鳴く理由と気持ち
・猫が鼻を「フンフン」鳴らす理由と注意すべきこと
・母猫が交通事故に遭い、路頭に迷っているところを保護された『小さな子猫』→20年後……感動のビフォーアフターにSNSで反響
・猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草

  1. 「家に帰れて良かった」山形・酒田市で行方不明になっていた6歳男児と確認 約40km離れた飛島で発見の遺体
  2. SMILE-UP.東山紀之社長が今月末で退任を発表 1047人申告の性加害補償で578人に支払い完了 後任は弁護士の山田将之氏
  3. “ジェットコースターに倒木” 千葉各地で残る台風の爪痕 「急ピッチで復旧してるのに…」新たに台風26号が接近か【news23】
  4. ふるさと納税“2万品目超”終了へ…ルール厳格化で影響は?10月から“ビール”の税率も変化【Nスタ解説】
  5. 塀が倒れ木材散乱…住宅など10軒程度で被害 一時約300軒で停電も 青森・五所川原市
  6. 女子4×100mリレーで日本がシーズンベストの43秒52で涙の銅メダル 銀まで0秒01、12年ぶり表彰台の快挙【アジア大会】
  7. 英空軍基地周辺で5人逮捕 イラン大使館が関与否定
  8. 【 訃報 】声優・矢口アサミさん(47)死去 心不全により 所属事務所「早過ぎだよ矢口」 たまごっち・くちぱっち役 等
  9. 【速報】東京・府中市で追突事故 80代の女性が死亡 20代の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕 容疑を過失運転致死に切り替え捜査 警視庁
  10. 「北朝鮮の地雷の可能性極めて高い」非武装地帯での爆発事故で韓国軍が中間発表 確定なら「相応の措置講じる」
  11. 天皇皇后両陛下 ネコバスに乗り満面の笑顔 「ジブリパーク」での記念写真を宮内庁が公開
  12. 【アジア大会9日目】陸上はまたもメダルラッシュ!三浦龍司&飯澤千翔が金 卓球女子ダブルス“みわひな”は銀 日本勢メダル総数172個に