佐々木麟太郎がマーリンズへ入団を表明「挑戦したか、しなかったかを選ぶ人生にしたい」ソフトバンクへは涙を流し感謝

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2026-07-19 14:44
佐々木麟太郎がマーリンズへ入団を表明「挑戦したか、しなかったかを選ぶ人生にしたい」ソフトバンクへは涙を流し感謝

MLBドラフト会議でマーリンズに8巡目指名を受けたスタンフォード大・佐々木麟太郎(21)が19日、岩手・花巻市内で会見を行いマーリンズへの入団を決断した。「新たな道の開拓が佐々木麟太郎の使命、宿命だと刻み、アメリカで頑張って参りたいと思います」と力強く語った。

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NPBのドラフトでソフトバンクから1位指名、MLBドラフトではマーリンズから8巡目指名を受けた佐々木。マーリンズとの交渉期限が28日午前6時(日本時間)に迫る中、会見を開き、開口一番に「私、佐々木麟太郎はこの度、マイアミ・マーリンズでプレーすることを決断しました」と話した。

ソフトバンク入団、マーリンズ入団、大学に残留と3つの道があったが、選んだのはMLB、マーリンズへの入団。「自分自身に力がないことは、皆様以上に自分自身かなりの理解をしていると思います。この道が結果として失敗だったとしても、私自身後悔だけはしたくありません。自分自身の生き方として失敗したか、しなかったかではなく、挑戦したか、しなかったかを選ぶ人生にしたいなという思いで、最終的にこの道を決断いたしました」と挑戦への強い覚悟を示した。

続けて「改めましてこんな未熟な私をドラフト1位で指名いただいた福岡ソフトバンクホークスさん、並びに横浜DeNAベイスターズさんに高い評価をいただいたことを深く感謝申し上げたいなと思います。ありがとうございます」と昨秋佐々木を指名をした両球団へ感謝の思いを口にした。

また交渉権を獲得したソフトバンクについては「高校時代から一番思いを寄せていただいた球団ではあると思ってるので、本当に大変申し訳なさと理解していただきながらもドラフトで指名していただいたことも、本当に感謝しかないと思います。期待に応えられず、こういう結論になってしまったことを、自分自身本当に心から苦しく思ってますし、覚悟、責任を持って決めたつもりなので、本当にまずは感謝の気持ちです」と涙ながらに自身の思いを吐露。

マーリンズに決断したことには「昨日の夜遅くまで悩みました」と口にして「今の自分自身、アメリカでやれるとこまで挑戦してみたいっていう気持ち、野球選手という人生は本当に保証もない水ものの人生であり、どのぐらいって予測ができない中で、やっぱりこの若い段階から野球選手としての保証がない競技なので、その中で年齢のところも加味しながら、メジャーの方で挑戦させていただきたいっていう気持ちになった」と打ち明けた。

メジャーで活躍している花巻東の先輩、菊池雄星(35、エンゼルス)、大谷翔平(32、ドジャース)には「間違いなく決断の中でお二人の存在というのは、自分の心の中にはあったんじゃないかなと思ってます。雄星さんにも翔平さんにも小さいころからずっと気にかけていただいて、今日に至ったという形なので自分としても決断する中で近い世界から1歩ずつ這い上がって、同じ舞台に並べるような選手になりたい」と思いを口にした。

マーリンズは15年から17年にイチロー氏、17年から18年に田澤純一が所属していた球団。自分自身の選手像については「私自身も含めて全選手がマイナースタートになるので、すごい厳しい競争世界になるのは間違いないです。しっかり一つずつ這い上がって行きたい」と前を見つめて「自分が与えられた環境の中で将来の自分としての大きな目標を達成するためにも、一つずつ下から地道にですけど、どんなに時間がかっても、必ず這い上がっていきたい」と誓った。

大きな目標とは「この佐々木麟太郎っていうこの生き方すごい自分自身責任を感じてますし、自分の中では人とは少し違うような道を歩んできたつもりでもありますし、道を開けるような人間になりたいと思って歩んできてるつもりなので、引き続きそういう人間として、野球選手として、こういう角度から最後メジャーまで上がれるような選手になれるように頑張りたい」と明かした。

佐々木は、エンゼルス・菊池、ドジャース・大谷らを輩出した岩手県の花巻東高校出身で高校通算140本塁打を記録。24年9月にアメリカ・スタンフォード大学に入学した。アメリカ2年目となった今シーズンはACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)のポストシーズン・トーナメントを合わせて全54試合に出場し、206打数54安打で打率.262、16本塁打、47打点という成績で今シーズンの活動を終了した。

マーリンズ入団決定を受けてソフトバンクの城島健司CBOは「我々もホークスファンの皆さんも入団を切望していた選手ですので残念ではありますが、MLBでプレーしたいという夢を持っている選手であることをわかった上での指名でしたし、21歳の彼がよく考えて選んだ道なのでその判断を尊重しますし、敬意も表します。彼が今後世界的な名選手になってくれれば、我々の評価も正しかったという証明になりますし、これからのMLBでのご活躍を祈りたいと思います」とコメントした。

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