猫の尻尾がベタベタする『スタッドテイル』ってなに? 発症しているときの症状や予防法まで解説

2026-07-20 17:00

愛猫を撫でているとき、尻尾の付け根あたりがなんだか「ベタベタする」と感じたことはありませんか。それは単なる汚れではなく、『スタッドテイル』という皮膚のトラブルかもしれません。あまり聞き慣れない言葉ですが、猫では珍しくないトラブルのひとつです。そこで今回は、スタッドテイルとはどのような症状なのか、原因や見分け方、予防法まで詳しく解説していきます。

猫の尻尾がベタベタする『スタッドテイル』ってなに?

ベッドでくつろぐ茶トラ白

スタッドテイルとは、尻尾の付け根にある「尾腺(びせん)」という器官から、皮脂が過剰に分泌されてしまう状態のことです。

別名「尾腺過形成(びせんかけいせい)」とも呼ばれ、毛がベタついたり、黒っぽい汚れやフケのようなものが付着したりするのが特徴です。

尾腺はもともとマーキングの役割を持つためすべての猫にありますが、スタッドテイルは特に去勢手術をしていないオス猫に多く見られます。

これは男性ホルモンの影響で、皮脂の分泌が活発になりやすいためです。

ただし去勢済みのオス猫やメス猫でも、体質や皮膚の状態、生活環境によっては発症することがあります。

命に関わる重大な病気ではありませんが、一見すると「ただのしつこい毛の汚れ」に見えるため発見が遅れがちなのが注意すべきポイント。

放置して悪化すると皮膚炎を起こしてしまうため、日頃から尻尾の状態をチェックしてあげる必要があります。

とくに長毛種は汚れが毛に隠れて気づきにくいため、より注意深い観察が必要です。

猫の『スタッドテイル』はどんな症状があるの?

猫の尻尾を触る人

スタッドテイルでは、次のような症状が見られます。

  • 尻尾の付け根の毛がベタベタする

皮脂が過剰に分泌されるため、触るとしっとり、あるいは脂っぽい感触になります。健康な毛並みと比べると、手触りや見た目の違いがはっきり分かります。

  • 毛が束になって固まり、黒い汚れが付着する

症状が進行すると、毛が束になったり、ワックス状の皮脂汚れが付着したりすることがあります。

  • 黒いブツブツや赤み、かゆみが現れる

皮脂が毛穴に詰まることで「面皰(めんぽう)」と呼ばれる黒いブツブツができるほか、赤みやかゆみ、脂っぽい特有のにおいを伴うこともあります。

  • 尻尾を気にして舐めたり噛んだりする

かゆみや違和感から、猫が尻尾をしきりに舐めたり噛んだりします。

このような症状は放置するほど悪化し、治療にも時間がかかってしまうので、気になる変化が見られたら、早めに獣医師の診察を受けましょう。

猫の『スタッドテイル』の予防法は?

飼い主にブラッシングされる猫

スタッドテイルの予防には、まず尻尾の付け根を中心とした日頃のブラッシングが大切です。

定期的にブラッシングをすることで、皮脂の過剰な蓄積を防げるだけでなく、早期の異変にも気づきやすくなるでしょう。また血行促進にもつながるため、皮膚の健康維持として習慣にしたいケアのひとつです。

皮脂汚れが気になる場合は、猫用の低刺激シャンプーで部分的に洗う方法もあります。ただし、皮膚が敏感な猫もいるため、頻繁なシャンプーは避け、獣医師に相談しながら行いましょう。

また未去勢のオス猫の場合は、去勢手術を検討することも有効な予防策になります。

去勢手術によってホルモンバランスが整うと、皮脂の分泌が落ち着き、症状が軽減することがあるためです。今後の繁殖予定がないのであれば、選択肢のひとつとして検討してみるとよいでしょう。

そのほか、肥満の防止も重要です。太りすぎて体が硬くなると、尻尾のグルーミングが届かなくなり、発症リスクが上がってしまいます。

日頃から正しい食事管理を心がけ、適正体重をキープしましょう。

まとめ

しっぽとお尻の周りを診察してもらう猫

スタッドテイルは、猫の尻尾の付け根にある尾腺から皮脂が過剰に分泌されることで起こる症状で、毛のベタつきや汚れ、悪化すると炎症を引き起こすこともあります。

とくに未去勢のオス猫に多く見られますが、どの猫にも起こり得るため、日頃から尻尾のチェックとブラッシングを習慣化することがおすすめです。

もし愛猫の尻尾にベタつきや汚れ、赤みなどの異変を見つけたら、「ただの肌荒れ」と思わず、早めに動物病院を受診して獣医師に相談してくださいね。

関連記事

・嫌いな人に見せる猫の10の態度
・カーテンレールの上に乗る『2匹の猫』を見ていると…コントのような『爆笑の展開』が28万再生「理不尽な猫世界w」「おもしろ可愛いw」
・寝る前に『バイオリンの演奏』を始めると、『猫たち』が集まってきて…ほっこりする光景に「芸術をわかってらっしゃるw」「素晴らしいね」の声
・自動給餌器からごはんが出てくるのを待っていた猫…可愛すぎる『まさかの光景』に1万いいね「直接受け止めるつもりなのかw」「合理的w」
・白菜の漬物を作るおばあちゃん→猫が近くで観察し始めて…『ほっこりする光景』が207万再生「大好きなんだねw」「真剣に見てて可愛い」

  1. 【フィギュア】日本男子は出遅れ 山本草太8位、三浦佳生9位 首位は地元のシャオ イム ファ GPフランス大会
  2. 『ほんまに涙出るほど笑った』→椅子の上にいた猫…衝撃の『くつろぎ方』に2万いいね「背中にチャックあるかもw」「絶対おっさん入ってるw」
  3. 『寝起き直後の犬』を撮影した結果→まるで人間のようで…思わず吹き出す『まさかの表情』に1万いいね「おもろすぎるww」「めちゃくちゃ好き」
  4. 猫の寿命を延ばす『寝床』に必要な5つの条件 良質な睡眠をとるメリットも解説
  5. 犬を『抱っこ』するときのタブー行為5選 飼い主の間違った抱き方によるデメリットとは?
  6. 先輩猫に近づいた猫→『パンチ』が飛んできて…まるでコントのような『リアクション』が31万再生「やられ方がプロw」「前世はお笑い芸人」
  7. 変わる“高市流”情報発信 内閣広報予算の概算要求額“10倍”に 政府広報と“プロパガンダ”の境界線は?【報道特集】
  8. 猫の『声に異変』があるときに考えられる原因4つ 病院に連れて行くべき?異常が起きているサインとは
  9. 水が苦手な犬に『お風呂入ろう』と声を掛けた結果→笑顔から真顔になって…絶対に入ろうとしない光景に反響「降参ポーズ可愛いw」「笑った」
  10. 『内弁慶な犬』の共通点6選 内向的な性格に育つのはなぜ?他の犬と仲良くさせる秘訣まで
  1. 【独自映像】カメラが捉えた北朝鮮国旗の車列 金正恩総書記が中国国境都市を電撃訪問か 開通直後の「中朝鴨緑江大橋」を通過 北朝鮮の思惑も
  2. 「人が倒れている」「逆走」「トンネル火災」1日300件のSOS 高速道路の“司令塔”…緊迫の現場 時速100キロの車が迫る“命がけ”の落下物回収も【ニュースキャスター】
  3. “民間事業者単独で根絶は困難”…不正アクセス受けたGMOが政府に「能動的サイバー防御」緊急要請 “65万円失った”利用者は憤り
  4. 日本勢は186個のメダルを獲得 “人類として持っている可能性”を示し続けた7日間の戦いが幕を閉じる【アジアパラ】
  5. 作家・村上龍さん(74)死去 「経済的な勝ち負けだけが充実した人生の基準ではない」news23の取材に語っていた不確かな時代の“希望”【news23】
  6. 「わずか2秒で400万円が…」GMOのFX取引に“ハック” 口座を“破壊”?【news23】
  7. ソファに座るママにゆっくり近づく子猫→次の瞬間…尊すぎる『まさかの光景』が82万再生「とってもかわいいw」「恋に落ちちゃった」
  8. 巨人・松井秀喜新監督「先頭を走らなければいけない」来季へ決意 G球場訪問し「西舘選手が爆睡してました」と笑顔で明かす
  9. 『寝起き直後の犬』を撮影した結果→まるで人間のようで…思わず吹き出す『まさかの表情』に1万いいね「おもろすぎるww」「めちゃくちゃ好き」
  10. 母が帰ってくると大喜びする大型犬→父の場合を見てみると…あからさますぎる『態度の違い』が187万再生「分かりやすいw」「反応に笑った」
  11. ごろんと横になるバーニーズマウンテンドッグ。おなかをモミモミしながら一緒にくつろぐお友達も!!【海外・動画】
  12. 水が苦手な犬に『お風呂入ろう』と声を掛けた結果→笑顔から真顔になって…絶対に入ろうとしない光景に反響「降参ポーズ可愛いw」「笑った」