「睡眠0~3時間」投稿の波紋 家事と資料読みに追われ…高市総理“国会出席”時間は?「高市カラー」の法案成立も…“混乱の会期末”問われたのは?【サンデーモーニング】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-07-26 14:49
「睡眠0~3時間」投稿の波紋 家事と資料読みに追われ…高市総理“国会出席”時間は?「高市カラー」の法案成立も…“混乱の会期末”問われたのは?【サンデーモーニング】

国会の閉会を前に、ようやく高市総理が出席することになっていた集中審議が、当日になって開かれない事態になりました。一方で、「国会答弁の準備に追われ、寝る時間もない」という高市総理のSNSが波紋を広げています。

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「睡眠0~3時間」投稿の波紋 家事と「資料読み」に追われ…

24日の深夜、今国会最後の衆院本会議を終え、各党へ挨拶に回った高市総理。

中道の小川代表からは…

中道改革連合 小川淳也 代表
「しっかり睡眠とっていただいて...」

念頭にあったのは、20日のSNSへの投稿です。

高市総理のXより(20日投稿)
「久々に5時間も睡眠を取れた」
「総理就任以来、0時間~3時間睡眠が常態化」

“忙しくて寝る時間もない”というのです。

高市総理のXより(20日投稿)
「公邸に戻ってから、風呂掃除、入浴、夕食、夕食後の洗い物、洗濯、簡単な掃除まででプライベートな時間は精一杯」

と家事に追われる様子も。これには様々な反応が…

国民民主党 玉木雄一郎 代表(21日)
「様々な仕事を割り振ったり、自分の時間を割り振るのもリーダーの仕事」

チームみらい 安野貴博 党首(23日)
「健康上良くない。意思決定をしていく中において、クリアな頭でしっかりと考えるということは非常に重要」

「明け方まで準備」も… 高市総理の“国会出席”時間は?

自身の睡眠不足をめぐっては、国会でも…

高市総理(6月4日、衆・予算委)
「答弁の準備もあって、ほぼ徹夜をいたしました」

高市総理(6月22日、衆・予算委)
「ほとんど睡眠も取ってません。一生懸命仕事をしてます」

寝られない理由としては、今回の投稿でも「明け方まで国会答弁の資料読みに追われます」などと、綴っています。

一方で、高市氏の国会出席は決して多くありません。

時々の関心事をテーマに審議する「集中審議」が、歴代総理と比べて少なく、25年の石破総理の半分以下。野党側は、外交や経済政策などに関する集中審議を繰り返し求めてきました。

国民民主党 玉木 代表(1日)
「集中審議をやってもらいたい。これは歴代の政権もやってきたこと」

共産党 小池晃 書記局長(22日)
「国会に出てきて集中審議などに、他の総理大臣なみに応じていただきたい」

それでもなかなか実現しなかった集中審議。さらに、中傷動画疑惑をめぐっては…

「記録ない」「記憶ない」高市総理“陳述書”提出も真相は…

高市総理(6月22日、衆・予算委)
「近日中に奈良の秘書の陳述書、これを予算委員会の理事会に提出させてください。それをもって、本件に関する詳細な問いへの答弁とさせていただきたい」

これが「答弁拒否」だと批判されると…

高市総理(6月26日)
「あらかじめ陳述書を提出して、質疑者にも国民の皆様にも全体像を読んで頂くことで理解が深まると考えました。国会でのご質問に対応しないという趣旨ではない」

「近日中に出す」「あらかじめ読んでほしい」と述べていた陳述書が出てきたのは、結局1か月ほどが過ぎた22日でした。

中傷動画の作成や依頼を、改めて否定。週刊文春が報じた、衆院選挙期間中の動画作成者とのメールなどについては、「記録は見つからない」「記憶もない」としています。

ともあれ、ようやく「陳述書」も提出され、高市総理の集中審議への出席も決まっていた24日。

ところが、予定の時間になっても集中審議は始まりません。なぜなのか。

総理出席「集中審議」のはずが… 「大阪ありき」批判で国会混乱

野党側によれば、「副首都法案の審議を進めなければ集中審議もできない」と、与党側から説明されたというのです。

国会を延長してまで通すことになった「副首都法案」。首都機能をバックアップする「副首都」を作ろうというものですが…

国民民主党 向山好一 衆院議員(13日)
「『副首都』『副首都』と声高におっしゃってますけど、大阪都構想を実現するためのツールとして使ってるのでは」

立憲民主党 鬼木誠 参院議員(24日)
「大阪ありきでは進めないということの、確約をいただきたい」

野党は、日本維新の会がこだわる「大阪都構想」のためだと反発。採決に応じていなかったのです。1日中協議を重ね、採決が行われたのは午後9時半。

わずか2票差で、副首都法案は成立したものの、結局、高市総理出席の集中審議は、週明けに持ち越されたのです。

中道改革連合 重徳和彦 国対委員長(24日)
「経済政策、物価対策を最優先にすべき時にその他のことを優先をした」

自民党が少数の参院で苦しい国会運営を強いられる高市政権。連立を組む維新“肝いり”の法案をギリギリで通した一方で、置き去りにされた議論は、少なくありません。