犬にご飯を与えるときの『タブー行為』5選 絶対にやってはいけない飼い主の行動とは?
愛犬の健康を考えると、ご飯の時間は特に気になるポイントですよね。何気なくやっている習慣が実は犬の体に負担をかけてしまうこともあります。この記事では、犬にご飯を与えるときのタブー行為や適切な与え方などを見ていきましょう。
犬にご飯を与えるときに知っておきたい基本ポイント

ご飯は犬にとって、健康を維持するために重要な要素です。まずは、毎日の食事で意識したい、犬にご飯を与えるときに知っておきたい基本を確認しましょう。
ご飯の「量」はライフステージに合わせる
犬に必要なご飯の量は、年齢や体重、そのときの運動量や避妊・去勢の有無、そして体型によって変える必要があります。
フードのパッケージに記載されている給与量はあくまで目安です。そのときの愛犬の体重や体型、年齢などを考慮しながら、都度調整してください。わからないときは、かかりつけの動物病院に相談するとよいでしょう。
ご飯の「回数」にも注意
一般的に1日のご飯の理想回数は、以下の通りです。
- 子犬は『3~4回』
- 健康的な成犬は『2回』
- シニア犬は『体調に応じて2~3回』
以上が目安とされています。一度に大量に食べるよりも、適切な回数に分けて与えるほうが、犬の胃腸への負担を軽減できるからです。
ご飯の「時間帯」はなるべく生活リズムに合わせる
毎日分単位で厳密に時間を決める必要はありませんが、朝夕などの大まかな生活リズムに合わせて食事をとらせてあげましょう。大体のタイミングを整えることで、生活リズムが整いやすくなり、安心して過ごせるようになります。
なお、あまりにも毎日バラバラな時間(朝だったり昼過ぎだったり)にご飯が出てくると、空腹の時間が長すぎて胃液を吐いてしまったり(胆汁嘔吐症候群)、不安を感じたりすることがあるため注意が必要です。
犬にご飯を与えるときの『タブー行為』5選

毎日の習慣だからこそ、犬にご飯を与えるとき、飼い主が避けたいNG行動があります。健康を損ねたり、衛生面や精神面に悪影響を及ぼすこともあるので気をつけましょう。
1.食べるだけ与える
「欲しがるから」と何度もご飯を追加してしまうのは、飼い主がよくやりがちなNG行為です。
食べ過ぎは、肥満を招き、関節への負担や糖尿病などの生活習慣病を併発するリスクを高めてしまいます。
かわいいからといって欲しがる分だけ与えるのではなく、飼い主が食事を管理して、決めた量を守ることが大切です。
2.味の濃い食べ物をトッピングする
「食欲がないから」と、ソーセージや味付けした肉など、人間の食事をドッグフードに混ぜるのはやめましょう。人間の食事は塩分や脂質が多く、犬の健康を損なう原因になります。
食べないときは、ふやかしたり温めて香りを良くしたり、犬用のトッピングフードを添えたりして食欲増進を図りましょう。
3.手作りご飯だけを与える

近年、犬の手作りご飯も人気です。しかし、「手作り=健康」とは限りません。なぜならば、手作りごはんは、ドッグフードのように犬に必要な栄養素を正しく考えて作ることが難しいからです。
栄養バランスが偏ると、カルシウム不足やビタミン不足、ミネラル不足などを招くことがあります。
手作りご飯を続ける場合は、あくまで副菜として添える程度にとどめたり、栄養バランスを考えたレシピを参考にしたり、獣医師へ相談してメニューを一緒に考えるとよいでしょう。
4.ご飯の時間が毎日バラバラ
飼い主が仕事などで難しい日もあると思いますが、今日は朝7時、翌日は昼11時……というように、食事時間がバラバラな生活が続くと、犬も空腹や満腹のリズムを作りにくくなります。
また、生活リズムが整っていないと、ストレスにもつながりやすくなるので、なるべく一定の時間にご飯を与えることを意識しましょう。
5.食べ終わってもご飯を置きっぱなし
食べ終わっていないご飯を長時間置きっぱなしにすると、衛生面の問題が生じます。特に夏場はドッグフードが傷み、そのご飯を食べたことで体調を崩す恐れもあるでしょう。
また、常にご飯が置きっぱなしにされていると、「いつでも食べられる」と学習してしまいます。15〜20分ほど経っても食べないときは、一度片付けることも大切です。
意外に見落としがち!食事環境にも注意して

犬へのご飯の与え方や食事内容だけでなく、ご飯を食べるときの環境にも配慮してあげましょう。
ご飯台を適切な高さ(胸〜肘の高さ)に調節する
最近では高さを調整できるご飯台を使う家庭も増えています。下を向きすぎる姿勢を軽減することで、首や関節に持病がある犬やシニア犬、大型犬などの負担を和らげることができます。
ただし、「頭の高さ」まで高すぎるとかえって飲み込みづらくなるため、愛犬の胸から肘のあたりの高さを目安に調整し、前足や首に無理のない姿勢で食べられているか観察してあげましょう。
落ち着いて食べられる環境を作る
食事中は、愛犬が落ち着いて食べられる環境を整えてあげてください。
例えば、周囲で子供が騒いだり、テレビの大きな音が聞こえたり、食事中に触られるといった刺激があると、犬は落ち着いて食べられません。
不安や警戒心が、早食いや「ご飯を食べない」という選択につながることもあるので、愛犬が安心してご飯を食べられる環境を整えてあげましょう。
まとめ

犬にとってご飯は栄養補給だけでなく、健康寿命にも大きく関わる大切な日課です。だからこそ、年齢や体格に合った量を守り、適切な回数で、栄養バランスの整った食事を与えることが重要です。
また、できるだけ同じ時間に食事したり、食べやすい環境やご飯台を準備したりすることも検討しましょう。
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