千葉県船橋市の築54年住宅がフルリノベーションで生まれ変わる

2026-08-01 03:34

築54年の木造住宅が、親子からの依頼により耐震・断熱性能を高めるフルリノベーションを経て、コンパクトながらも広々とした心地よい住まいへと再生しました。

リノベーションの背景と概要

耐震性や断熱性能に不安を抱えていた築54年の戸建て住宅において、減築を伴う全面的な改装プロジェクトが実施されました。本計画では、性能の向上だけでなく、生活動線の最適化や収納力の確保を両立し、限られた面積を最大限に活かす工夫が凝らされています。

プロジェクト概要:
建物:戸建て(築54年)
所在地:千葉県船橋市
工期:3か月
延床面積:43.01平方メートル(13.03坪)
施工箇所:全面改装

性能とデザインを両立した住空間

外装は、熱損失の原因となっていた窓を見直し、断熱性とプライバシーを確保したシンプルなデザインへと刷新しました。天然木パネルをアクセントに用いることで、個性を表現しています。内部では、デッドスペースを極限まで減らした造作家具を各所に配置しました。ダイニングには小上がり和室を組み合わせ、畳下を収納として活用することで、コンパクトながらもモノが散らからない工夫を施しています。

水回りにおいても造作のこだわりが光ります。階段下の空間に斜めに配置した洗面ボウルや、タイルの質感を活かしたバスルームなど、既製品では叶えられない個性的な空間を実現しました。2階の洋室も造作ベッドや書棚でレイアウトを最適化し、ホールはランドリースペースとして機能させるなど、日々の暮らしやすさを追求した設計となっています。

まとめ

今回のリノベーションは、築54年の住宅が抱えていた性能面の課題を解決し、減築という選択を通じて、より豊かで使い勝手の良い理想の暮らしを実現する事例となりました。