【倒産情報】創業47年の学習塾運営会社が特別清算開始決定 “地域の老舗学習塾”ピーク時は5億円を超える売上高を計上も…少子化やコロナ禍の影響で赤字に 青森・八戸市【東京商工リサーチ】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-08-10 18:00

青森県八戸市で学習塾「新教育センター」を運営する「株式会社新教育センター」が、青森地裁八戸支部から特別清算開始決定を受けました。
負債総額は2024年5月期の決算時点で、14億181万円に上るということです。
1979年創業の老舗学習塾 ピークの売上高は5億円超
東京商工リサーチによりますと、株式会社「新教育センター」は1979年に「桐の葉塾」として創業。1986年には法人化して「新教育センター」の運営を行ってきました。多くの生徒を地域の有名校へ輩出して知名度を高めていました。
1997年にはフランチャイジーとして「東進衛星予備校八戸中央校」を開設し大学受験の対応も強化したほか、1993年には8階建ての第一校舎、2005年には5階建ての第二校舎を相次いで建設しました。資格スクール「LEC八戸中央校」も併設するなど幅広い分野で受験指導を展開し、2005年5月期にはピークとなる売上高、約5億9300万円を計上していました。
少子化やコロナ禍が追い打ち…事業継続を断念
しかし、その後は校舎建設に伴う償却負担に加え、少子化や競合との競争から売り上げを落としました。加えて2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大が影響し、各種講習会や体験入学の中止などから業績は更なる低迷を強いられました。
売上高は3億円台での推移が続き、収益改善が見込めない状況が続いたことから、2025年5月に新たに設立された新教育センター株式会社(現:株式会社北耀学舎)へ学習塾事業を譲渡。2026年2月に株主総会の決議により解散し、債務整理のため今回の措置に至ったとみられます。