犬が『怖い』と感じるもの4選 ビビリなワンコの共通点や安心させるためにできることまで
愛犬が突然おびえたり、震えたりして困ったことはありませんか?犬が恐怖を感じる原因や、ビビリな犬の特徴や怖がったときに飼い主ができる対応について解説していきます。
犬が「怖い」と感じるもの4選

1.大きな音や光
雷や花火のドーンという音、掃除機のブーンという音などは、犬にとってとても恐ろしいものです。
犬の耳は人間の何倍も良く聞こえるため、大きな音は脳に直接響くような強い衝撃になります。
また、音と一緒にピカッと光る雷などは、どこに逃げたらいいかわからずパニックになってしまうこともあります。家の中で生活していても、工事の音やバイクの音などに急におびえ出すことがあるので注意が必要です。
2.見慣れないもの
普段の生活で見慣れていないものを見ると、犬は「敵かもしれない」「危険かもしれない」と警戒して怖がります。
たとえば、大きな黒い傘を開いた瞬間や、普段と違って帽子やサングラスを着用している人、背の高い大人などに恐怖を感じることがあります。
また、風でパタパタと揺れるビニール袋や、街角に置いてある大きなぬいぐるみなどに驚いて、立ち止まって動かなくなってしまうこともよくあります。
3.慣れない場所
いつも過ごしている自分の家から離れて、初めて行く場所や嫌な思い出がある場所に行くと、犬はとても不安になります。
特に動物病院は、注射の痛みや独特の薬品のにおい、他の動物のにおいがするため、苦手になる犬が多いです。
また、グラグラと揺れる車の中や、床がツルツル滑るお店なども、足元が安定しない恐怖から体が固まってしまうことがあります。慣れない場所へ行くときは優しく寄り添ってあげましょう。
4.嫌な思い出がある経験
過去に怖い思いや痛い思いをした経験は、犬の心に強く残ります。たとえば、過去に大きな声で強く怒られた経験があると、飼い主が少し手を挙げただけで「また叩かれるかもしれない」と体をすくめるようになります。
また、爪切りで痛い思いをした犬は、爪切りを見るだけで逃げ出そうとします。トラウマになった恐怖はすぐには消えないため、焦らずに少しずつ「もう大丈夫だよ」と教えていく必要があります。
怖がり(ビビリ)な犬によくある共通点

怖がりな性格の犬には、日常の行動や態度にいくつか共通した特徴が見られます。たとえば、足音やドアが閉まる音などの小さな音にもビクッと反応したり、散歩中に遠くで動くものを見つけるとすぐに立ち止まって警戒したりします。
また、子犬の時期に色々な人や犬、音に触れ合う機会が少なかった犬や、生まれつきとても慎重な性格の犬に多く見られます。
愛犬が怖がりなタイプだと分かっていれば、あらかじめ怖がりそうな場面を避けて守ってあげることができます。
犬が「怖い」と感じているときのサイン

犬は言葉を話せない代わりに、全身のボディランゲージを使って「怖いよ」という気持ちをアピールしています。代表的なサインとしては、尻尾を足の間にキュッと巻き込んだり、体をできるだけ小さく丸めてガタガタと震えたりする行動などです。
また、耳を後ろにぺったり倒したり、目を見開いて白目が見えるようになったりすることもあります。
一見関係なさそうに見える「理由のないあくび」や「自分の体をしつこくなめる行動」も、実は心を落ち着かせようとするストレスサインです。
愛犬が怖がっているときに飼い主ができること

落ち着いた声で優しく声をかける
愛犬が怖がっているときは、大声を出さずに、低く落ち着いた声で優しく語りかけてあげましょう。
犬がパニックになっているからといって、飼い主まで「大丈夫!?どうしよう!」と甲高い声で騒いでしまうと、犬は「やっぱり危険なんだ!」と余計に不安になってしまいます。
いつも通りのトーンでゆっくり名前を呼んであげたり、「大丈夫だよ」と声をかけながら優しく撫でてあげたりすることで、犬も少しずつ心を落ち着かせることができます。
安心できる安全な場所を用意する
怖がっている犬には、誰にも邪魔されない自分だけの安全な隠れ場所を作ってあげることが重要です。
部屋の隅っこや、普段使っているクレート(移動用の箱)、サークルの中に毛布をかけて暗くした場所などが適しています。特に雷や花火などの音が怖いときは、窓から離れた部屋へ移動させ、ハウスの中に避難させてあげると安心します。
犬が自分からそこに逃げ込んだときは無理に引き出さず、気が済むまで見守ってあげましょう。
無理に怖がっているものに近づけない
慣れさせようとして、怖がっている対象に無理やり近づけるのは絶対にやめましょう。
例えば、他の犬を怖がっているのに無理に挨拶させたり、掃除機を怖がっているのに目の前に突きつけたりすると、恐怖心がさらに強くなって逆効果になります。
怖がっているときは、その対象からそっと距離を取ってあげるのが一番です。時間をかけて、少しずつ遠くから見せるなどして、焦らずに自分のペースで慣れていくのを待ってあげてください。
飼い主自身が落ち着いて行動する
犬は飼い主の表情や動作、心の揺れをとてもよく観察しています。飼い主が動揺したりおどおどしたりしていると、その不安がそのまま犬にも伝わってしまいます。
そのため、雷や大きな音が鳴っても、飼い主自身が「何も怖いことは起きていないよ」という態度で堂々と落ち着いて過ごすことが大切です。飼い主がいつも通り普通に過ごしている姿を見せることで、犬も「この人が落ち着いているなら大丈夫なんだ」と安心できます。
まとめ

犬が恐怖を感じる理由は、大きな音や見慣れない場所、嫌な思い出など様々です。愛犬が震えたり尻尾を巻き込んだりしているときは、「怖い」と感じている大切なサインです。
そんなときは怒ったり無理に慣れさせようとせず、飼い主自身が落ち着いて、優しく声をかけたり安全な場所へ誘導したりしてあげましょう。
愛犬の気持ちに寄り添い、守ってあげることで、飼い主との深い信頼関係を築いていくことができますよ。
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