現役高校生・大橋信が200m平泳ぎで優勝!100m平泳ぎ、200m個メに次ぐ3つ目の金 小島夢貴はラストで突き放される

■第49回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目(25日、東京アクアティクスセンター)
【代表一覧】競泳・アジア大会代表一覧 女子史上初の6冠達成の池江璃花子、日本新の17歳・大橋信ら
男子200m平泳ぎ決勝に出場した100m平泳ぎ日本記録保持者で現役高校生の大橋信(17、枚方SS/四條畷学園高)が2分09秒30で優勝。前日の男子100m平泳ぎ、約1時間半前に行われた男子200m個人メドレーに続き、3冠を達成した。パンパシフィック水泳選手権200m背泳ぎ金の小島夢貴(17、豊川高/コパンスポーツクラブ豊川)は2分11秒85で2位となり、アジア大会代表2人が揃って表彰台に上った。
“国内最大級のジュニア水泳大会”と称されるジュニアオリンピック。今大会は9月に32年ぶりに日本で行われる『アジア大会愛知・名古屋』の競泳の競技会場となっている東京アクアティクスセンターで行われ、アジア大会代表の大橋、小島はともに“前哨戦”となる。
CSクラスで1位と2位のタイムで予選通過をし決勝に進出した大橋と小島。4レーンに大橋、5レーンに小島が登場。同じ17歳の二人は待機所で談笑するなどリラックスした様子でレースに臨んだ。この時のことを大橋は「『パンパシの200m平泳ぎの予選くらいで行けたらいいなー』みたいな、『そういうレースにしようと思ってるわ、夢貴いるし』ってことぐらいですかね。僕が『負ける負ける』って、『まじ何かあったら負ける』みたいなことずっと夢貴に言ってました」と同年代ライバルだからこそ知る小島のすごさを恐れていたという。
レースは、最初の50mで大橋が0秒14リードしたものの、100mの折り返しでは小島が0秒22上回った。150mを1分36秒81の同タイムでターンし、ラスト50mの勝負へ。最後は大橋が驚異のスパートを見せ、小島を2秒以上突き放す2分9秒30で優勝を飾った。
試合後、大橋は「今日夢貴とやって勝って、勝つ楽しさとか、自分がこういう勝ち方をしたいで勝つみたいな楽しさも感じた」と話した。一方、小島は「僕はワクワクしながら泳げたし、普段絶対信の横なんかで泳げることはないと思うので。決勝泳ぐ前から僕は信についていくって本人にも言っていて、まさかの僕が前にいたんで、「あれ、これ俺めっちゃ速いんじゃない?」って思ったんですけど、最後めちゃくちゃきつくて、信がめちゃくちゃ速くて離されちゃったんですけど、周りから見ても自分でも面白いレースができたんじゃないかなと思います」と良きライバルとの対戦を振り返った。
1か月を切ったアジア大会に向けて大橋は「アジア大会は今日のタイムぐらいで予選楽に泳ぎたいと思ってる」と話し、小島は「やっぱり記録を狙っていきたいっていうのは自分の中であって。やっぱ最低限自己ベストは。あと200mはこの前世界ジュニア記録抜かされちゃったんで、それを抜き返す気でいきたいです」と意気込んだ。
大橋と小島はアメリカで行われた世界トップ選手が集う競泳のパンパシフィック水泳選手権(日本時間8月13日~16日)に出場。大橋は男子100m平泳ぎで自身が持つ日本記録を0秒13更新し、58秒54の日本新記録を樹立、銀メダルを獲得。一方、小島は男子200m背泳ぎで1分55秒38の自己ベストで日本勢大会2つ目の金メダルを獲得した。