都内でも発見… 猛毒“セアカゴケグモ” 遭遇したときの対処法は【THE TIME,】

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2026-09-02 17:00
都内でも発見… 猛毒“セアカゴケグモ”   遭遇したときの対処法は【THE TIME,】

「感動もありますが、良くないことでもありますよね。ついに東京に来たかという感じでしたね」

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そう語るのは、アリを中心に虫全般を研究し、「クレイジージャーニー」などの番組にも出演している島田拓氏です。島田氏が懸念するのは、特定外来種に指定されているクモ「セアカゴケグモ」の存在です。

島田氏も8月26日、都内で「セアカゴケグモ」を発見。黒い体と背中の赤い線が特徴です。発見場所は、息子を保育園に送る際にいつも歩く道だったといいます。
「何気なく道を見ていたらクモの巣があったんで、見てみたらセアカゴケグモだったんですよ」

「火箸で足を焼かれてるような感じ」

セアカゴケグモについて島田氏は「絶対に触れてはいけない”危険生物”」だと警鐘を鳴らします。
「セアカゴケグモはクモの中では強い毒を持ち、口の牙から毒を注入してきます。」
その毒は神経毒で、噛まれると激しい痛みや発熱などの症状を引き起こします。

実際に草刈りをしている最中に噛まれたという兵庫県在住の男性は、その痛みを次のように証言しました。
「(足が)膨れ上がりましたね。痛みがすごかったんで、火箸で足を焼かれてるような感じで。今はもう草むらでの作業は二度としたくないです」
特に子どもや高齢者は、噛まれると重症化することもあるといい、注意が必要です。

どんな場所に潜んでいる?都内の電信柱にも…

セアカゴケグモは都内のどんな場所に生息しているのでしょうか。島田氏によると、セアカゴケグモは暗く狭い場所を好み、不規則でぐちゃぐちゃっとした巣を作る特徴があるといいます。
「植物を植えるプランターの裏側とか、コンクリートのブロックの穴の中とか。クモの巣はありますね」
具体的な潜伏場所としては、自動販売機や窓枠の下、排水溝の中などが挙げられます。

道路に置いてあった段差プレートを裏返したところ、すぐにセアカゴケグモが見つかりました。さらに、すぐ近くの電信柱のカバーの裏や、道沿いの茂みからも次々と発見されました。

「うわ、いっぱい出てきた!」驚異の繁殖力

茂みで見つかったメスの成虫の近くには、2つの卵嚢(らんのう)がありました。メスが卵を産み、その卵を守っていたのです。
容器の中で卵嚢を開けてみると、中から無数の卵が溢れ出てきました。
島田氏
「これがセアカゴケグモの卵です。1個から1匹生まれてきます。今見ると、100個はありそうですね。産む量が多いので、1回定着してしまうとなかなか駆除が難しい。おそらくこの場所でも、今後どんどん増えていくのでは」

セアカゴケグモはおよそ30年前に大阪で初めて目撃されて以降、全国に生息域を拡大。先月には各地で目撃情報が相次ぎました。現在では青森県以外のすべての都道府県で存在が確認されています。

8月31日には、都内の公園でも発見。子どもを連れた保護者からは不安の声が聞かれます。
「思ったより大きい。普段遊んでる公園にほんとにいるんだなと思って驚いています。毒が未知だから怖い」

もし噛まれたら?見つけたらどうする?

セアカゴケグモに噛まれた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。毒を持つ生物を研究する生物ライターで財団法人黒潮生物研究所の客員研究員でもある平坂寛氏に聞きました。
自身もセアカゴケグモの毒を経験したことがあるといいますが 、噛まれた瞬間は痛みを感じなかったといいます。
「噛まれたことに気づけないので、それが恐ろしい点でもあるなと思いました。応急処置が少ない毒虫なので、お医者さんにかかるっていうのが最優先」

では、セアカゴケグモを見つけた場合はどうすればよいのでしょうか。島田氏は法律上の注意点を交えて説明します。
「セアカゴケグモは特定外来生物に指定されていて、生かしたまま運ぶことができない。見つけたらその場で潰したりとか、殺虫剤をかけたりして殺す必要があります」
私たちのすぐそばに潜む危険なセアカゴケグモ。もし遭遇してしまった場合には冷静に対処することが求められます。

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