佐藤淑乃「自分が引っ張っていかなきゃ」バレー女子日本代表、ファンも大歓声でエール!「ゆっこ!ゆっこ!」和田由紀子は「五輪へ過程の大会に」【アジア大会】

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2026-09-07 12:12
佐藤淑乃「自分が引っ張っていかなきゃ」バレー女子日本代表、ファンも大歓声でエール!「ゆっこ!ゆっこ!」和田由紀子は「五輪へ過程の大会に」【アジア大会】

9月19日に開幕するアジア大会愛知・名古屋に向け、鹿児島県薩摩川内市で合宿を行っているバレーボール女子日本代表は合宿2日目の6日、ウェイトトレーニングやボール練習を行った。練習後にはチームをけん引する佐藤淑乃(24)と和田由紀子(24)が開幕まで2週間を切ったアジア大会に向け今の課題や心境を語った。

【写真を見る】“コミュニケーション”を入念に取る女子日本代表合宿

今シーズン、バレーボール世界三大大会の一つ『ネーションズリーグ』や28年ロス五輪をかけた『アジア選手権』を戦ったバレーボール女子日本代表。銅メダルを獲得したアジア選手権を終え課題に上がった“コミュニケーション”という部分を合宿中から意識し、練習を止め選手同士で話し合うなど、入念に意思疎通を図る場面が多く見られた。

代表2年目で若きエースとして覚醒した佐藤は「みんなアジア選手権で学んだ課題を、今ここでしっかり改善しようとしてるなっていうのはやってて感じる。フェロー(フェルハト・アクバシュ監督)も『コミュニケーションを取るように』って言ってるんですけど、選手みんな、結構積極的にコミュニケーションは今は取れてると思います」とした上で、「(アジア大会では)メンバーが変わってて、今まで以上にコミュニケーションを取らないと大会まで時間がないので、そこは本当に年齢とか立場とか関係なく、みんなで話していかなきゃいけないなって思っています」と今季2大会戦い、見えた課題を次に繋げるため全員で共有していると話した。

佐藤は、自分自身のプレーを考えた1年目とは違い、2年目となる今季は代表へのかかわり方に変化があったと話す。「今年はうまく行かない時間がすごく長かったので、去年と比べて自分自身と向き合う時間もそうですし、チームの状況に対して『どうしたらいいのかな』っていう風に考える時間は、すごく去年よりもあったかなと思います」。

アジア大会は12名と少人数での戦いとなる。そのため練習中は攻撃の形や選手の起用についてさまざまな形を試していた。少数精鋭で挑むことについて佐藤は「いつもチームを引っ張ってくれてる選手たちが今回は抜けてるので、自分がそういう役割をやっていかなきゃいけないなっていう風に思ってます」とチームをけん引する覚悟を語り、「引っ張っていく経験とか、この大会をこの立場で経験することで、来年の代表期間とかでの、自分がチームに対しての関わり方っていうのはすごく勉強になる期間だと思うので、そういうところを学びたいなっていう風に思っています」とあくなき探求心を見せた。

この日の合宿は、午後の練習を地元のファンに公開した。全員が入場できないほど多くのファンが駆けつけ、日本代表の注目度の高さをうかがわせた。中でも、練習を終えた和田が会場から出ると「応援しています!」や「ゆっこ、ゆっこ、ゆっこ!」と待っていた大勢のファンから歓声が上がった。

ネーションズリーグでチーム最多237得点(全体6位)、アジア選手権でも全体5位でチームトップの得点数を挙げた和田だが、「大事な試合の大事な場面で、オフェンスでチームを引っ張っていくっていうところだったりとか、苦しい状況で流れを持ってくるっていうのがなかなかできてなかったですし、そこが、今シーズン本当に大事な場面で一番やり切れなかったことがすごく悔しいかなと思います」と個人の課題を語った。

和田はアジア大会を“オリンピックに向けた過程の大会”と位置付けた。「1つ1つの大会で結果を残すこと。監督からもあったんですけど、先ばっかりを見すぎて、細かい過程のところにしっかり目を向けられないっていうんじゃなくて、そこの過程の部分をしっかりやっていくことで最後オリンピックにも繋がっていくっていうことを忘れずに、そのための今大会も大事な試合だという意識を持ちながら、こういう大会に出れることにしっかり感謝して、いい経験にできたらいいなと思います」。

32年ぶりに日本で開催する今大会。日本のファンにアジアの頂点を目指し戦う姿を見せることに和田は、「やっぱり結果で強さを見せることも大事だと思いますし、バレーボールの面白さっていうのを知ってもらえたらいいなと思います。特にやっぱり苦しい状況だったりとか、自分たちよりも強い相手に、チームで1つになって、そういう高い壁を越えていく面白さっていうのが、チーム競技のすごい見どころかなと思うので、そういう部分でのバレーボールの楽しさっていうのも見てる人に伝わるようにチーム全員で楽しんで、勝ちにこだわってできればいいなと思います」と意気込んだ。

女子日本代表は前回の杭州大会で準優勝し、今大会は48年ぶりとなる金メダル獲得を目指す。

【女子日本代表 アジア大会日程】
試合日程:9月16日~22日
場所:岡崎中央総合公園総合体育館、小牧市スポーツ公園総合体育館

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