山本由伸 7回1失点と圧巻の投球 メジャー自己最多13勝の権利を手に降板、毎回の自己最多タイ10K、味方打線も大量11得点の援護

■MLB ドジャースーレッズ(日本時間10日、ドジャー・スタジアム)
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ドジャースの山本由伸(28)が本拠地でのレッズ戦に今季26度目の先発登板し、7回、90球を投げて被安打3(被本塁打1)、奪三振10、四死球1、失点1(自責点1)。毎回の自己最多タイとなる10奪三振、メジャー自己最多の13勝目を手に降板となった。
前回3日のカージナルス戦では7回4失点、試合後は「セット(ポジション)に入って制球もすごく悪かったですし、ボール自体の強さもワインドアップと比べて弱かったかなとも感じますし、練習して調整する必要があるなと思います」と話していた。
メジャー自己最多13勝に王手をかけながら3試合足踏みとなっている山本、この日は昨季、ポストシーズンのワイルドカードシリーズで勝利を挙げているレッズ、レギュラーシーズンでも白星と相性は良い相手。レッズは前日の試合から6人を入れ替えてきた。2試合連続でスタメンを外れた大谷翔平(32)もベンチで観戦した。
山本の鬼門となっている1回、8日の試合でメジャー初安打を放った1番・C.ホルヘ(22)、スプリットを上手く拾われたがセカンドライナー、2番・E.デラクルーズ(24)はシンカーで見逃し三振、その後ヒットを許したが、牽制で刺して無失点。
2回に入り、ホルヘに捉えられたスプリットを修正、4番・J.J.ブレディ(28)には粘られたが低めのスプリットで空振り三振、2死から6番・J.ブリトー(24)も低めのスプリットで空振り三振と1イニングで立て直した。
その裏、ドジャースは無死満塁のチャンスで8番・フリーランドのセカンド併殺打の間に1点を先制した。点をもらった山本は3回も先頭打者から三振を奪うと、左打者には内角に食い込むカットボールでバットを折り凡打に抑える投球を見せた。
3回には1死二塁で3番・M.ベッツ(33)がレフトスタンドへ19号スリーラン、ベンチの大谷も祝福の輪に加わり、山本に大きな援護点となった。
3対0で迎えた4回、1死から迎えるは2番・デラクルーズ、1球目、内角97.8マイル(156.8キロ)のストレートを捉えられ、山本も打たれた瞬間に大きな声を挙げた。打球は左中間スタンドへ飛び込む5試合連続となる26号、山本は3試合連続被弾で1点を返されたが、後続をしっかり抑えた。
4回、ドジャースは無死一、二塁から先制点を挙げている8番・フリーランドが左中間へタイムリーツーベース、続く9番・K.ヘルナンデス(35)も左中間へ2点タイムリーツーベースで6対1と山本に大量の援護点をプレゼントした。その後も得点を重ねてこの回だけで6得点、9対1と大きくリードした。
大量援護も勝ち投手の権利のかかる5回、気を抜かずにコーナーを突く丁寧なピッチング、自身のリズムを崩さずに3者凡退に抑えた。6回、2死から前の打席にホームランを打たれたデラクルーズと対戦。3球連続でカーブを投げ込んだが3ボール、そして、カウント3-1から再びカーブでライトライナーに打ち取った。
その裏、1死一塁から4番・M.マンシー(36)がライトへ27号ツーラン、11対1とリードを広げた。7回のマウンドにも立った山本、先頭にヒットを許したが、4番・J.J.ブレディ(28)を148キロのスプリットで空振り三振、終盤でもキレが変わらず、5番・ロドリゲスからもスプリットで三振を奪い、毎回の自己最多タイとなる10奪三振、メジャー自己最多の13勝目を手にこの回で降板となった。