アメリカ911同時多発テロから25年「あの日のまま…」 劣勢のトランプ氏は共和党大会でバラマキ5000ドルを再アピール【news23】

2001年9月11日、約3000人が犠牲になったアメリカ同時多発テロ。発生から25年を迎え、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地や国防総省で追悼式が行われました。その前日には共和党大会が開かれ、トランプ大統領は「1人あたり77万円を配る」と再びアピールしました。中間選挙で劣勢が伝えられる中、巻き返しは図れるのでしょうか。
アメリカ 9.11同時多発テロから25年 跡地で追悼式典
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロから25年を迎え、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地では追悼式典が行われました。
航空機がビルに突入した時間や、タワーが崩壊した時間などに合わせて黙とうがささげられ、犠牲となった約3000人の名前が遺族によって一人ずつ読み上げられました。
当時21歳の姪が行方不明
「あの日のまま取り残されています。前に進まなきゃいけないんでしょうけど…」
追悼式典には2026年、ニューヨーク市で初めてのイスラム教徒の市長となったマムダニ市長が出席したほか、発生当時に対応にあたったブッシュ元大統領など、歴代の大統領4人が参列しました。
また、184人が犠牲となった国防総省でも追悼式が開かれ、トランプ大統領らが出席しました。
アメリカ トランプ大統領
「これからも2001年9月11日の英雄たちを称え続ける。彼らの記憶を時間の流れから消し去ることはできません。決して忘れられることはありません」
トランプ大統領は、遺族らを前に「犠牲者の思い出を胸に未来の世代のためにこの国とその自由を守り抜く」と述べ、犠牲となった人たちを悼みました。
劣勢のトランプ氏「1人あたり77万円を配る」 共和党大会で再アピール
そのトランプ氏は前日の10日、テキサス州で開かれていた共和党大会で、2日連続となる演説を行いました。
アメリカ トランプ大統領
「勝てば、成人には5000ドルだ」
11月の中間選挙で、上下両院ともに劣勢が伝えられている共和党。
この日も、アメリカの成人全員に1人あたり5000ドル=約77万円を配る「トランプ配当」をアピールしました。
その財源については…
アメリカ トランプ大統領
「この国はかつてないほど好調だ。何兆ドルも収入がある。ここまでの収入があった国は、これまで一つもない」
配当は「上下両院での共和党の勝利」が条件としていて、「票の買収」との批判が出ています。
アメリカ トランプ大統領
「右手を挙げてください。アメリカ史上最高の大統領に誓います。必ず投票に行きます。投票しなかったらどうなるか分かるか?地獄行きだ」
演説は「アメリカ・ザ・ビューティフル」で締めくくられました。
中間選挙まで約2か月 会場周辺ではもみ合いも
一方、会場周辺では…
記者
「トランプ大統領の支持者と反対派がもみ合いになっています」
有権者
「負けるのが怖いんですよ。怖いから5000ドルで買収しようとしている」
政権の行方を左右する中間選挙まで、あと2か月を切っています。