中国とロシア“天秤にかける”北朝鮮のしたたかな外交戦略 中ロとの間に架かる“2つの大型橋” ロシア-北朝鮮結ぶ自動車橋開通 国境近くの街は…

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-15 17:11

北朝鮮が最近、国境を跨ぐ橋を相次いで開通させようとしています。2つの橋から見える北朝鮮のしたたかな外交戦略とは。

【動画】中国とロシア“天秤にかける”北朝鮮のしたたかな外交戦略 中ロとの間に架かる“2つの大型橋” ロシア-北朝鮮結ぶ自動車橋開通 国境近くの街は…

今月開通した北朝鮮とロシアを結ぶ、長さ1キロの自動車橋。両国の結びつきのあらわれなのか、橋には金日成主席を暗殺から守った旧ソ連の軍人の名前がつけられました。

ロシア ミシュスチン首相
「交通・国境インフラの拡張は、(両国の協力の)発展に強力な推進力を与えると確信している」

ウクライナ侵攻以降、ロシアに兵士や武器を提供し、関係を深めている北朝鮮。自動車橋の開通で、ロシアへの武器輸出が拡大し、見返りとして、さらなる外貨や軍事技術を得るのではと懸念されています。

橋があるのは、両国と中国との国境地帯です。すぐそばの中国・吉林省の街では…

記者
「通りでは、どの店の看板も中国語とロシア語と朝鮮語で書かれています」

ロシア産のタラバガニにマトリョーシカ、それに北朝鮮産の高麗人参や白頭山が描かれた絵画と、ロシアや北朝鮮のモノであふれていました。

中国の住民
「ニュースなどを見ると、3か国の指導者の関係はとても良いと思います」

ロシアからの観光客
「(3国の関係は)最高です!」

安保理の制裁や新型コロナなどで冷え込んでいた北朝鮮と中国の関係ですが、6月には習近平国家主席が7年ぶりに平壌を訪問するなど、最近になって急速に改善。

それを象徴するのが、北朝鮮と中国・遼寧省を結ぶ新しい橋です。およそ10年前に完成後、使われないままでしたが、最近になり、北朝鮮側に巨大な検問ゲートなどが確認でき、近く開通する見通しです。

関係改善の背景に何があるのか。専門家は北朝鮮とロシアの蜜月関係が中国を振り向かせたと分析します。

慶応大学 礒崎敦仁 教授
「中国からすれば、北朝鮮情勢はロシアが管轄するものではなく、中国が主導していくものだと、北朝鮮に示す必要があろうかと」

中国とロシアを天秤にかけるかのような北朝鮮のしたたかな外交戦略だといいます。

慶応大学 礒崎敦仁 教授
「ロシア・ウクライナ戦争の長期化が北朝鮮に多大な利益をもたらし、中国を振り向かせることもでき、経済制裁の解除を急ぐ必要もない。今は経済的にも、安全保障の面でも、“我が世の春”を謳歌するような時期」

そんな北朝鮮をうかがわせる動きが北京でも。

今月、JNNのカメラが捉えた北朝鮮大使館の敷地内。数十メートルの奥行きをもつ大きな建物がつくられていました。

礒崎教授や韓国政府の関係者によりますと、北朝鮮の高官らが宿泊する施設の可能性があるといいます。

慶応大学 礒崎敦仁 教授
「ロシアとの蜜月関係により、経済的に余裕が出てくれば、在外公館に資金をまわすことができると考えられます」

したたかな外交戦略をみせる北朝鮮。国際社会はどう向き合うのでしょうか。

  1. お正月の食事も節約志向? 約半数が出費を意識するなか、ファミマのおせち2027は早割拡充&お肉付き「背徳おせち」に注目
  2. 貿易手続きも“ペーパーレス”に 海上貿易に必要な「船荷証券」電子化を可能にする商法などの改正案を政府が閣議決定 山下法務大臣「速やかな成立に力尽くす」
  3. 愛子さま シンガポールを公式訪問へ 11月17日から5日間で大統領表敬訪問などを予定 ラオスに続き2回目の海外公式訪問
  4. 今年の自殺対策白書が閣議決定 自殺者数は統計開始以降初めて2万人を下回る 経済的な理由による男性の自殺が減少 「学生と生徒」は増加傾向 厚生労働省
  5. セントラルパークの馬車が廃止へ 米NY市議会が法案を採択
  6. 糖分ゼロで低カロリー、若者に支持される新時代のハブ酒『HABUSH』とは?
  7. トランプ大統領 ウクライナの衛星通信サービスの利用「マスク氏が元に戻した」 自身の関与は明らかにせず
  8. 台風30号 沖縄の先島諸島に接近へ 暴風や大雨に厳重警戒 線状降水帯発生のおそれも 西~東日本も週明けにかけて大雨に注意
  9. 朝、外出するため『犬の方を見てみた』結果→なぜか『おてて』が…態度がデカすぎる『まさかの姿勢』に反響「人に見えるww」「かっこええ」
  10. 「意見を表明する権利さえもないなんてありえない」 パリで警察が申請済みの学生デモを阻止
  1. 台風30号 沖縄の先島諸島に接近へ 暴風や大雨に厳重警戒 線状降水帯発生のおそれも 西~東日本も週明けにかけて大雨に注意
  2. 糖分ゼロで低カロリー、若者に支持される新時代のハブ酒『HABUSH』とは?
  3. セントラルパークの馬車が廃止へ 米NY市議会が法案を採択
  4. 「意見を表明する権利さえもないなんてありえない」 パリで警察が申請済みの学生デモを阻止
  5. 今年の自殺対策白書が閣議決定 自殺者数は統計開始以降初めて2万人を下回る 経済的な理由による男性の自殺が減少 「学生と生徒」は増加傾向 厚生労働省
  6. トランプ大統領 ウクライナの衛星通信サービスの利用「マスク氏が元に戻した」 自身の関与は明らかにせず
  7. 愛子さま シンガポールを公式訪問へ 11月17日から5日間で大統領表敬訪問などを予定 ラオスに続き2回目の海外公式訪問
  8. 【大型で非常に強い台風30号】石垣島が暴風域に 宮古島・八重山地方は“線状降水帯”発生か
  9. お正月の食事も節約志向? 約半数が出費を意識するなか、ファミマのおせち2027は早割拡充&お肉付き「背徳おせち」に注目
  10. 夫が『豪快なおなら』をした結果→犬がニオイを嗅ぎに来て…芸人顔負けな『100点満点のリアクション』が95万再生 激しすぎる反応に思わず爆笑
  11. 朝、外出するため『犬の方を見てみた』結果→なぜか『おてて』が…態度がデカすぎる『まさかの姿勢』に反響「人に見えるww」「かっこええ」
  12. 成人式の振袖予約は「高校2年生」が常識? 令和の成人式準備が過熱する理由【THE TIME,】