サイドメニューから主役へ!フライドポテトに熱い視線 中国・インド産や「高級ポテト」まで広がる世界【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-17 20:50

今、各社が力を入れている商品の一つが、サイドメニューの定番「フライドポテト」です。新たに商品を販売する企業も出ています。その中で、存在感が強くなっているのが「衣系」のポテトです。

【写真で見る】スナック菓子なのに揚げたて?「金のポテト」

「フライドポテト」に熱い視線 各社が注力する“ワケ”

山形純菜キャスター:
サイドメニューの定番である「フライドポテト」に今、各社が力を入れています。

▼セブン-イレブン(9月発売)
ホットスナックのような作り置きではなく、注文が入ってから揚げたてを提供するフライドポテトで、ポテトの需要から発売を始めたということです。

▼スシロー
通常の約3倍のサイズのフライドポテトが販売されています。通常のサイズはサイドメニューの人気No.2に入っているということです。No.1は茶碗蒸しでした。

▼オレアイダ(9月発売)
9月から「サクサククランチ」が発売されています。毎年様々な商品が出ていますが、2009年以来17年ぶりに「衣系」で新たな商品を出したそうです。

専門店などもあることから、フライドポテトはサイドメニューというより、メインになっているように感じます。

なぜ今、各社はフライドポテトに力を入れているのでしょうか。

フライドポテトマニアのポテトマン山下さんは「原材料価格の高騰の中、利益率が良く、各社の売上を支える重要な商品になっている」と話しています。

人気のワケは「ジャガイモ」にも 定番の北米から広がる産地

山形キャスター:
日本で需要が高まっているフライドポテトですが、原材料であるジャガイモにも変化が起きています。

定番の産地はアメリカ、カナダなどの北米やベルギーなどですが、今、日本に多く入ってきているのは「中国」や「インド」です。

▼中国のジャガイモの特徴(2023年農水省HPより)
北米のようなほくほく系
生産量は約9349万トンで世界1位

▼インドのジャガイモの特徴(2023年農水省HPより)
ベルギーのようなしっとり系
生産量は約6014万トンで世界2位ということです。

特徴がそれぞれ北米やベルギーと似ていて、より日本に近く位置することから、安い価格でお得に仕入れて、お手頃価格で商品化できているそうです。

また、輸出量が増えたことから、中国では生産量も拡大しているということです。

井上貴博キャスター:
しっとり系が好まれる国があったり、ほくほく系が好まれる国があったりと、国によって系統が変わるんですね。

出水麻衣キャスター:
土壌に合う品種が違うんですね。

井上キャスター:
フライドポテトは調理工程だけみると極めてシンプルですが、ジャガイモの品種や切り方、揚げ方、味付けなどによって商品設計の自由度は高そうです。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
アメリカに行くと、ものすごい量のフライドポテトが出てきます。ただ、塩味で単純な味が多いので、日本のように色々な工夫をすると、逆輸出で海外でも人気が出るかもしれないですね。

外はザクザク、中はトロトロ! 食感と甘さを追求した“高級ポテト”

山形キャスター:
フライドポテトにも色々と種類がありますが、食感を追求したポテトも出ています。

▼フライドポテト井上式
「熟成フライドポテト二冬越」(1kg/2400円 ※オンライン注文)
外はカリカリザクザク、中はトロトロホクホクなんです。

素材は北海道産メークインですが、雪蔵で二冬眠らせて長く熟成させることで、でんぷんの糖化が進み、ジャガイモでありながらもスイートポテト超えの甘さになるということです。

元々が甘くなっているので、塩やケチャップなどをつけて食べるのがおすすめです。

井上貴博キャスター:
今までは「安いサイドメニュー」という印象がありましたが、より幅が広がって、メインに近いものとして高級価格で販売されるようになってきています。

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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年

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