日本ではあまり見かけない『珍しい犬種』5選 どうやって迎えたらいいの?飼育の注意点まで解説
世界には数多くの犬種が存在しますが、そのなかには名前を聞いたことがあっても、日本ではほとんど見かけない犬種もいます。珍しい犬種は見た目や希少性に惹かれやすい一方で、迎え方や飼育環境について十分な準備が必要です。今回は、日本では珍しい犬種を5つ紹介するとともに、迎える方法や飼育する際の注意点について解説します。
日本ではあまり見かけない『珍しい犬種』5選

日本ではほとんど見かけない犬種のなかには、年間の犬籍登録頭数がごくわずかな犬種もあります。ただし、登録頭数は国内にいる犬の総数を示すものではなく、その年に新たに登録された頭数である点には注意しましょう。
1.アイリッシュ・ウルフハウンド
アイリッシュ・ウルフハウンドは、アイルランド原産の超大型犬です。非常に背が高く、堂々とした体格を持つことで知られています。
映画『ハリー・ポッター』シリーズに登場するハグリッドの愛犬「ファング」のモデルになった犬種としても知られています。かつてはオオカミや大型の獲物を追う狩猟犬として活躍していました。
大きな体とは対照的に、穏やかで落ち着いた性格の個体も多いとされていますが、成犬になるとかなりの大きさになるため、十分な生活スペースを確保できるかが重要です。
2.マスティフ系の犬種
「マスティフ」という名前を映画や犬図鑑などで聞いたことがある人も多いでしょう。マスティフ系には複数の犬種があり、チベタン・マスティフ、ナポリタン・マスティフ、ブルマスティフなどが代表例として挙げられます。いずれも大きく力強い体格が特徴です。
大型で力が強いため、散歩や来客時などに安全にコントロールするための知識や経験が求められます。子犬のうちから人や周囲の環境に慣らし、基本的なトレーニングを積み重ねることも大切です。
さらに、十分な飼育スペースや運動環境、食費や医療費なども必要になります。希少性だけでなく、自分の生活環境で無理なく管理できる犬種かどうかを慎重に判断しましょう。
3.ブービエ・デ・フランダース
ブービエ・デ・フランダースは、ベルギーとフランスの国境付近にあるフランドル地方を原産地とする大型の牧畜犬です。がっしりとした体格と豊かな被毛が特徴で、存在感のある見た目をしています。
映画『フランダースの犬』に登場する犬「パトラッシュ」のモデルになった犬種としても有名です。牧畜犬として働いてきた背景を持つため、運動だけでなく、頭を使う遊びやトレーニングなども取り入れた生活が向いています。
また、豊富な被毛を健康に保つには、定期的なブラッシングやトリミングなどのお手入れも欠かせません。大型犬を飼えるスペースだけでなく、被毛管理にかけられる時間や費用についても考えておく必要があります。
4.アザワク
アザワクは、マリやニジェール、ブルキナファソなど、西アフリカのサヘル地域を原産地とするサイトハウンドです。細身で脚が長く、体脂肪が少ない独特の体形が特徴です。
走る能力が高く、動くものを追いかける本能も持っているため、散歩や運動時には脱走や逸走への対策が重要になります。安全に体を動かせる環境を確保できるかも、迎える前に考えておきたいポイントです。
また、日本では飼育情報を得にくい犬種だからこそ、見た目だけで判断せず、性格や運動欲求、気候への適応など、その犬種本来の特徴について十分に理解しておくことが大切です。
5.グレーハウンド
グレーハウンドは、イギリスを原産地とするサイトハウンドです。細身の体と長い脚を持ち、優れた走力で知られています。映画『オリバー!』に登場する犬「ブルズアイ」のモデルになった犬種です。
高い走力を持つため、散歩や運動中の脱走には十分注意する必要があります。囲われていない場所で安易にリードを外さず、首輪やハーネスの抜けにも気を配りましょう。
一方で、運動能力が高いからといって、常に激しく走り回っているわけではありません。犬種としての特性と個体ごとの性格を理解し、その犬に合った運動量や生活環境を整えることが大切です。
珍しい犬種はどうやって迎えたらいいの?

日本国内で飼育頭数が少ない犬種は、一般的なペットショップで出会える可能性が高くありません。そのため、まずは国内にその犬種を扱っている信頼できるブリーダーがいるか調べる方法があります。
繁殖頭数が少ない犬種では、迎えられるまで長期間待つこともあります。すぐに迎えられるかどうかだけでなく、親犬の健康状態や飼育環境、遺伝性疾患への配慮、子犬の社会化などについて丁寧に説明してくれるかも確認しましょう。
国内で出会うことが難しい場合は、海外から迎える選択肢もあります。ただし、海外から犬を輸入する場合は、マイクロチップや狂犬病予防注射、抗体検査、各種証明書など、出発国や地域に応じた動物検疫の条件を満たす必要があります。
手続きに不備があると長期間の係留検査が必要になることもあるため、輸入を考える場合は、かなり早い段階から準備しなければなりません。実際に迎える際は、農林水産省の動物検疫所など公的機関が案内している最新の条件を確認することが大切です。
珍しい犬種を飼育するときの注意点

珍しい犬種を迎えるときは、見た目や希少性だけで判断せず、その犬種の体格や運動量、性格、健康上の特徴まで理解しておくことが大切です。特に大型・超大型犬や、猟犬・護衛犬として活躍してきた犬種では、日本の一般的な住環境では十分な準備が必要になることがあります。
住環境や運動量を確保する
超大型犬や活動量の多い犬種では、体格に合った十分な生活スペースと運動環境が必要です。必要な運動量は犬種や年齢、健康状態によって異なるため、「1日○時間」と一律に考えず、散歩のほか、におい嗅ぎや遊び、頭を使う活動なども組み合わせましょう。
また、自宅周辺に安全に散歩できる場所があるか、必要に応じてドッグランなどを利用できるかも事前に確認しておくと安心です。
しつけや社会化を早い段階から行う
独立心や警戒心が強い犬種、大きな力を持つ犬種では、子犬の頃から人や犬、生活音、さまざまな環境へ無理なく慣らしていくことが重要です。
特に、猟犬や護衛犬としての特性が強い犬種では、成犬になってから力で制御するのが難しくなることがあります。基本的なトレーニングを積み重ね、必要に応じて専門のトレーナーへ相談することも検討しましょう。
健康管理や医療体制を確認しておく
犬種によって注意したい遺伝性疾患や健康上の特徴は異なります。定期的な健康診断や予防医療を行うだけでなく、大型・超大型犬にも対応できる動物病院が近くにあるか、必要なフードや薬を継続して確保できるかも確認しておきましょう。
また、体が大きい犬ほど検査や治療、薬などの費用が高くなる場合があります。万が一に備え、ペット保険への加入や医療費の準備も検討しておくと安心です。
近隣への配慮を忘れない
珍しい犬種に限ったことではありませんが、鳴き声やにおい、散歩中のマナーなど、周囲への配慮も欠かせません。特に大型犬では、犬が苦手な人に威圧感を与えることもあるため、散歩中はリードを適切に管理し、人やほかの犬との距離にも注意しましょう。
集合住宅では、ペット飼育に関する規約や体重・頭数制限が設けられている場合もあります。迎える前に、自宅で飼育可能な犬種や大きさについて確認しておくことが大切です。
まとめ

日本ではあまり見かけない犬種のなかには、アイリッシュ・ウルフハウンドやアザワク、グレーハウンドなど、名前は知られていても実際に出会う機会が少ない犬種があります。
珍しい犬種を迎えるには、国内の信頼できるブリーダーを探したり、場合によっては海外からの輸入を検討したりする必要があります。ただし、海外から迎える場合は動物検疫などの手続きも必要です。
大切なのは、「珍しいから飼いたい」という気持ちだけで決めないことです。その犬種の体格や性格、運動量、必要なお手入れ、飼育費用などを十分に調べ、自分の生活環境で生涯にわたって責任を持って飼育できるかを考えてから迎えましょう。
関連記事
・息子が友達と『お泊り会』を開いた結果→犬が『仲間外れにされた』と勘違いして…思わず笑う『表情』が434万再生「首の角度w」「可愛すぎやろ」
・赤ちゃんを抱っこ中、夫が突然『うごかないで』と一言→何事かと思ったら、写真を…あまりにも『幸せな一枚』に25万いいね「なんて素敵な家族」
・仕事中、留守番中の犬をカメラで確認→『寂しがっていないかな』と心配していたら…まさかの光景に1万いいね「ぬいぐるみかとw」「可愛くて草」
・仕事のため、家を出ようとした結果→ふと階段を見ると『犬』が覗いていて…外出したくなくなる『表情』に悶絶「めっちゃ可愛い」「なんて罪な顔」
・秋田犬の抜け毛対策で『ストッキング』を履かせたら→ピチピチになってしまい…まさかの『美脚すぎる光景』に反響「笑い止まらん」「違和感なくて草」