体操男子団体、12年ぶりの金メダルならず 岡慎之助&橋本大輝の“Wエース”で挑むも”最強王者”中国に惜敗し銀【アジア大会】

■体操男子団体 決勝(23日、名古屋市総合体育館〔レインボーホール〕)
【日程&放送スケジュール&代表選手一覧】アジア大会(愛知・名古屋)は9月19日の開幕を前に競技がスタート
体操男子団体決勝で、日本は中国に惜しくも敗れ12年ぶりの金メダル獲得はならず、3大会連続の銀メダルとなった。
ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目を演技し、総合得点をチームで争う体操団体。1チーム5人で各種目3人が演技を行い3人の合計が得点となり、6種目の合計点で順位を競う。
2014年仁川大会以来3大会ぶりの団体金メダルを目指す日本は、岡慎之助(22、徳洲会体操クラブ)、橋本大輝(25、日本生命/セントラルスポーツ)、角皆友晴(20、順天堂大)、築山翔馬(23、東体操スクール/浪商学園大体大クラブ)、金田希一(24、相好/相好体操クラブ)の5人で挑んだ。
日本の第1種目はゆか。1人目の岡は13.733。2人目の橋本は落ち着いた演技で14.000と高得点をマークした。3人目は、種目別予選のゆかで3位に入った築山。高さのある回転技を見せて13.966で、全体トップに立った。
2種目目はあん馬。1人目の岡は演技途中で落下してしまい、12.533。2人目の橋本は岡の落下を補うような会心の演技を見せ、14.466の高得点をマーク、会場からは大きな拍手が送られた。3人目の築山も長い手足をいかしたダイナミックな演技を披露し、14.266をマーク。2人が14点台を記録した日本が、依然首位をキープした。
3種目目のつり輪は、まず橋本が13.933でスタートすると、2人目の岡はミスのない完璧な演技で14.233をマークする。日本の3人目は金田。種目別予選のつり輪で2位の実力を遺憾なく発揮し、14.900の高得点を記録する。しかし、この種目で中国が15点台をマークし、中国が1位、0.867点差で日本が2位に後退した。
4種目目の跳馬では築山は着地をピタリと止めると、ホッとした表情を見せた後、笑顔でガッツポーズ、14.400をマークした。2人目の岡は着地で前のめりに少し動いてしまい、13.666。橋本は着地を成功させる見事な跳躍で、14.833の高得点をマークした。中国は3選手ともに高得点を記録し、1.367点と差は広がった。
5種目目は平行棒。昨年の世界選手権の種目別で銀メダルを取った角皆だが、着地でバランスを崩し、悔しそうな表情を見せた。それでも14.200を記録した。2人目の岡は完璧な演技で14.566の高得点をマークし、3人目の橋本は、14.366に終わった。中国は、15点台を記録するなど、1位・中国と2位・日本の差は1.934と、さらに広がった。
最終種目は鉄棒。逆転の金メダルへ、1人目の角皆は粘りの演技で13.766。中国の1人目が演技途中で落下し点差が0.668まで詰まる。しかし、2人目の岡も途中で落下するアクシデントで12.966とスコアを伸ばすことができない。3人目の橋本は得意の鉄棒で完璧な演技を披露、15.233の高得点をマークしたが、中国には届かず惜しくも銀メダルに終わった。
【体操男子団体決勝 結果】
金メダル 中国 255.095
銀メダル 日本 253.826
銅メダル チャイニーズ・タイペイ 239.896