国連安全保障理事会でAIリスクめぐる会合 AI企業トップらも参加 国際的な基準の必要性訴える アメリカは反対
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-24 08:15

AI企業のトップらが国連の安全保障理事会に参加し、AIのリスクについて警鐘を鳴らしたうえで国際的な基準の必要性を訴えました。一方、アメリカは反対の姿勢を示しています。
記者
「アルトマンCEOが安保理に来ました。AIリスクについて話し合われます」
国連の安保理は23日、AI企業のトップを招いて、AIのリスクをめぐって意見を交わしました。
オープンAI サム・アルトマンCEO
「AIの利益があまりにも大きいからとリスクを受け入れるべきではありません。他社と競って勝つことは、軽率な判断を下す理由にはなりません」
オープンAIのサム・アルトマンCEOは「AIに未来の主導権を奪われる可能性がある」と指摘。各国が共通して使えるリスクを評価する基準などが必要だと訴えました。
アンソロピックのダリオ・アモデイCEOも「適切に管理されなければ、AIは人類全体にとってのリスクとなり得る」と指摘。「一企業だけでは対応できない世界規模の問題だ」として国際的な安全基準の構築を呼びかけました。
中国の代表は「AIは人類共通の資産だ」として、国連を中心に国際的なAIの管理体制を構築すべきだと主張しました。
アメリカ代表
「アメリカはスーパー・インテリジェンス(AI)を規制する枠組みを構築しようとするいかなる試みも全面的に拒否します」
一方、アメリカの代表はトランプ大統領が22日の演説で表明したとおり、AIをスーパー・インテリジェンスと呼んだうえで、国際機関ではなく、各国がそれぞれの判断でAIを管理するべきだと主張しました。