アジア大会史上最年少11歳“ぷよぷよ”金メダリスト栗原悠輝 勝っても冷静だった理由「ちょっと恥ずかしいと思っちゃって」【会見全文】

eスポーツ競技の『ぷよぷよeスポーツ』でアジア大会史上最年少の金メダリストになった栗原悠輝(11、東京ヴェルディeスポーツ)が26日、試合後の会見に臨んだ。栗原はこの日の決勝戦でカン・ドンシン(24、韓国)と戦い、15連鎖などを組んで相手を圧倒。決勝戦において驚愕の10-2という点差をつけて金メダルを獲得した。勝利後もあまり笑顔を見せなかった栗原だったが、会見では「本当はめちゃくちゃ嬉しかったです」と年相応にはにかんだ。
【会見全文】
Q.決勝の1本目でかなり大連鎖を狙って、相手の戦法より自分のやりたいことを貫いた印象がありましたが、1本目の狙いについて教えてください。
栗原:1本目は正直「負けてもいい」ぐらいの感じだったんで、1回大連鎖を打ちたいなと思って大連鎖狙いでいきました。ただ、その時に結構潰されて、その後「大連鎖で行かない方がいいのかな」という不安はあったんですけど、しっかり勝ててよかったです。
Q.史上最年少の金メダリストになった感想はいかがですか? 自分のぷよぷよ人生の中でどれくらい嬉しいですか?
栗原:めちゃくちゃ嬉しいです。(これまでの人生で)2番目か3番目ぐらいに嬉しいです。
Q.1番嬉しかったのはいつですか?
栗原:2026年2月に開かれたその年の頂点を決める大会「ファイナルズ」で、最後1本先取になって勝てた瞬間はめちゃくちゃ嬉しかったですし、あとはリーグ戦で優勝した時もめちゃくちゃ嬉しかったですね。
Q.ご褒美に宝石を買いたいとのことですが、なぜ宝石なんですか? どんなものが欲しいですか?
栗原:キラキラしたものというか、宝石が結構好きなんで買いたいなと。(まだあまり集めてはないですが)青色とかの宝石がいいですね。
Q.表彰式の一番高いところに立って、お客さんもたくさんいらっしゃいましたが、あの風景はどうでしたか? ご両親やお友達は来ていましたか?
栗原:優勝が嬉しくなるような風景というか。応援してくれている人や、タオルを持ってくれている人もいっぱいいて、とてもいい風景でした。今日は母と、ゲームの友達が来てくれていました。
Q.勉強との両立など大変なことも多いと思いますが、「やってやろう」と思える一番の原動力は、やはりゲームが好きで楽しいからですか?
栗原:楽しいのもそうですし、目標に向かうためにも「今回のアジア大会に向けて」という感じで練習していました。
Q.eスポーツがこのような競技大会に含まれるべきではないと考える人もいますが、それについてどう思いますか?
栗原:(他国の代表選手が意見を述べた後)ちょっと難しいですね。すいません。
Q.今日、会場に多くのアスリートの方も応援に駆けつけてくれていましたが、トップアスリートが集まる大会で、eスポーツの選手として勝てた意味をどう考えていますか?
栗原:本当に同じ舞台というか、アジア競技大会という中で、自分もいい成績を残せて本当にめちゃくちゃ嬉しいです。
Q.優勝の瞬間に表情が変わらないというか、喜んでいる様子というよりは落ち着いていたかと思うのですが、その理由は?
栗原:普通にちょっと恥ずかしいと思っちゃって、あんまり喜ばなかったですね。でも実際、本当はめちゃくちゃ嬉しかったです。
Q.中学受験も控えているかと思います。練習時間が一番長かった時と、今勉強が忙しくなって縮めている練習時間を教えてください。
栗原:アジア大会前のシルバーウィークは練習できる期間も時間も多くて、3時間ぐらいやってたんですけど。普通の平日になってくると、多分1時間ぐらいですかね。
Q.決勝の前、かなり大きなあくびをされていましたが、緊張などはしていなかったのでしょうか? また、カン選手と対戦するにあたって、何か対策や分析はされましたか?
栗原:まず、ちょっとは緊張しましたけど、そんなに緊張したわけではなかったですね。特に対策とかは考えずにやりました。カン選手は色んなことができて、大連鎖も早い攻めもできる選手で、正直対策してもどっちが来るか分かんないので「試合内でちょっと考えていこうかな」という感じでやりました。