男子マラソン競歩、35歳・勝木隼人が金メダル!スタートから先頭を譲らない圧巻の強さ 2大会ぶりにアジアの頂点に輝く 諏⽅元郁は銅メダルで日本勢W表彰台 【アジア大会】

■アジア大会 男子マラソン競歩(27日、愛知県庁・名古屋市役所周辺コース、42.195km)
【日程&放送スケジュール&代表選手一覧】アジア大会(愛知・名古屋)は9月19日の開幕を前に競技がスタート ※随時更新
男子マラソン競歩で勝⽊隼⼈(35、⾃衛隊体育学校)が3時間03分36秒で金メダルを獲得した。2018年に50キロ競歩の金メダリストが2大会ぶりにアジアの頂点に立った。諏⽅元郁(26、愛知製鋼)は銅メダルを獲得。日本勢がダブル表彰台の快挙を成し遂げた。
今年からハーフマラソン競歩(21.0975km)、マラソン競歩(42.195km)へ距離が変更となり、アジア大会では初の実施となった。23日に陸上競技のオープニング種目として行われたハーフマラソン競歩では男子の⼭⻄利和(30、愛知製鋼)が銀メダルを獲得した。
愛知県庁・名古屋市役所周辺コースで行われるマラソン競歩。気温21度の中、スタートの号砲が鳴り響いた。勝木は先頭に立ってレースをけん引。諏⽅はその後ろについた。
競歩は競技者は両足が同時に地面から離してはならない。また、踏み出した脚が地面についてから垂直になるまで、その脚は曲げてはならない。そのルールを犯すたびにレッドカードが提示され、3枚でコース脇のペナルティゾーンで2分間の待機、4枚で失格となる。
勝木は安定したフォームで1km4分25秒のペースを維持し集団を引っ張って行く。レッドカードをもらうことなくレースを展開。7キロから8キロにかけてペースを4分21秒に上げると7人でスタートした集団が5人となった。
徐々にペースアップしながら勝木を先頭とした5人の集団が進んでいく。諏訪も表彰台圏内キープし、ついていった。沿道から大きな声援を受けると勝木は笑顔を見せた。20km付近でナサニエル・ザイラー(30、フィリピン)が3枚目のレッドカードをもらいペナルティゾーンへ。勝木を先頭とした集団は4人に絞られた。
さらに23kmあたりで2枚のレッドカードをもらった唐余帥(21、中国)が遅れた。金メダル争いは勝木と諏訪、周応成(25、中国)の3人に絞られる。29km付近、諏訪が遅れだしレースは勝木と周応成の一騎打ちとなった。
31kmを超えると勝木が2枚のレッドカードを受けペースを落とす周応成を一気に突き放した。ここからは勝木の一人旅となった。スタートから最後まで先頭を一切譲らないまま勝木がトップでフィニッシュ。圧巻の強さで2大会ぶりとなる金メダルを獲得した。
※左・勝⽊隼⼈選手 右・諏⽅元郁選手
【男子マラソン競歩 結果】
1位 勝⽊隼⼈ 3時間03分36秒
2位 周応成(中国) 3時間06分40秒
3位 諏⽅元郁 3時間08分57秒