【台風情報】非常に強い「台風26号」関東接近か 25号の被害残る千葉・神奈川への影響は【Nスタ解説】

台風25号が千葉県や神奈川県に大雨をもたらしてから1週間。
いまも大きな被害が残る中、今度は非常に強い台風26号が北上。再び関東に近づくおそれが出ています。(「Nスタ」9月28日午後5時ごろの放送より)
いまだ停電も4000軒超… 千葉・神奈川で「台風25号」の影響続く
井上貴博キャスター:
台風26号が接近していますが、台風25号の影響が続いています。
▼神奈川では、死者5人、けが4人、住宅被害7棟(※28日午前9時発表)
▼千葉では、死者9人、行方不明1人、けが31人、住宅被害1800棟超、停電約4360軒(※28日午後4時半発表)となっています。
一部区間で「代行輸送」開始 “非現実的”と対応できないところも
また、千葉県内では交通への影響も続いていて、JR東日本では以下の路線で運休となっています。
▼成田線 佐原~銚子:10月4日の運転再開を目指す
▼総武本線 八街~成東:復旧まで1か月程度の見込み
▼久留里線
木更津~久留里:10月3日の運転再開を目指す
久留里~上総亀山:運転再開の見込み立たず
28日からバスなどでの代行輸送が始まっていますが、別の手段での移動もできない場所があるということです。
▼小湊鐵道 上総牛久~上総中野:当分の間運休、代行輸送なし
▼JR東日本 内房線
姉ケ崎~木更津:復旧まで少なくとも3か月程度かかる見込み
バスの台数が確保できるまで代行運転取りやめ
→運転取りやめ区間の利用者は1時間で最大約8000人。
JR東日本千葉事業本部の三島大輔本部長は「非現実的な1時間に160台稼動させないと運びきれない」としています。
鉄道 運転取りやめで生活に打撃 学校も臨時休校、体育大会も延期…
「千葉県立袖ヶ浦高等学校」では、全校生徒の4分の3が運転取りやめ区間にある「袖ケ浦駅」を利用しているため、通学が困難だとして9月30日まで臨時休校の措置をとっています。
通常形式での授業再開のめどが立たず、準備ができ次第、授業の動画を配信するということです。
しかし、教師も同じ状況なので、バスを乗り継ぎ3~4時間かけて出勤の教師がいたり、授業の配信に向けて、IT専門の教師が他の教師に配信システムを指導したりしている状況だといいます。
また、10月1日に開催予定だった「体育大会」も11月に延期。
教頭は「高校3年生にとって最後の思い出作り。なんとか開催したい」と話しています。
非常に強い「台風26号」東海や関東に接近か
坂口愛美 気象予報士:
非常に強い「台風26号」は28日午後3時現在、大東島地方から離れつつあり、北東方向へ進行していきそうです。
10月1日(木)に八丈島付近を通過し、場合によっては東海地方や関東地方に接近する可能性もあります。
予報円の大きさは時間のブレを示す形で、スピードが速まることで接近のタイミングが変わる可能性もありそうです。
接近しなくても雨の降り方には注意が必要です。
台風26号は台風自体としては雨雲がコンパクトなのですが、日本列島にかかっている秋雨前線に台風周辺からの湿った空気が流れ込むことで前線の活動が活発化し、場所によっては雨の降り方が強まりそうです。
続く雨 台風だけでなく秋雨前線が停滞も
井上キャスター:
秋雨前線は停滞するのでしょうか。
坂口愛美 気象予報士:
28日午後6時時点、日本列島には秋雨前線の雨雲がかかっていて、29日も引き続き停滞する見込みです。台風周辺から流れ込む湿った空気によって、29日も関東地方には活発な雨雲がかかる恐れもあります。
その後、前線は南下する見通しなので、日本海側などでは雨が止みそうですが、東日本には前線の影響が残る予想です。
30日にかけても関東地方、千葉県などでは雨が続きそうです。さらに雨量が増加する恐れがあり注意が必要です。
関東地方には1日(木)に接近するとみられ、台風本体の雨雲と秋雨前線の雨雲がかかってきそうです。千葉県周辺などには台風本体の雨雲というより、前線による雨雲が停滞し続ける見通しです。
現時点では予報円が大きく、台風がより北寄りを通れば本体の雨雲が直接かかる恐れがあり、前線の位置によっては大雨となるリスクもあるため、油断はできません。
ただ、今回の大雨傾向は出口が見えつつあり、10月2日(金)以降、全国的に晴れ間が戻ってくる見込みです。