王毅外相が岩屋前外務大臣と会談 中国外務省が発表 台湾有事発言後初めて
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-29 03:35

中国の王毅外相が岩屋毅前外務大臣と会談したと中国外務省が発表しました。高市総理の台湾有事発言を機に日中関係が悪化して以降、日本の政治家と公式に会談するのは初めてです。
中国外務省などによりますと、王毅外相と日本国際貿易促進協会会長の岩屋前外務大臣の会談は28日午後、北京の人民大会堂でおよそ1時間行われました。
会談で、王毅外相は今年6月に亡くなった協会の前会長の河野洋平元衆院議長について「軍国主義の侵略の罪を勇気をもって反省した」と評価したということです。
そして、今年は極東国際軍事裁判の開廷80年だと指摘し、「歴史を反省せず戦後平和憲法に挑戦し戦犯の霊を呼び戻そうとすれば日本は世界に向き合えず未来を切り開くと語ることはできない」と主張しました。
また、来年は国交正常化55周年だとした上で、「現在の中日関係は再び厳しい局面に直面しており改めて正常化を実現する必要がある」と強調。高市総理を念頭に「日本にとって喫緊なのは日本のリーダーの台湾問題をめぐる誤った発言をなるべく早く改めることだ」と話しました。
協会などに対しては友好の伝統を受け継ぎ、日本が「正しい選択」をするよう働きかけを求めました。
これに対し、岩屋氏は「日本は過去の教訓を忘れてはならず政治家は日本の方向性をつかみ、平和的発展の道を歩んでいかなければならない」と応じたということです。
岩屋氏は27日から4日間にわたり日本企業の役員らと北京を訪問していて、中国側の要人との面会を求めていました。