猫に『隠し事』が通用しないと思う場面5選 見透かされているの?気付かれるワケとは
愛猫に見つからないようにコッソリ何かをするたびに、バレる経験はありませんか?この記事では、猫がまるでこちらの考えていることがわかっているような反応をするシーンをご紹介。猫が気づくワケもお伝えします。
「猫には隠しきれない…」と感じるシーン

1.おやつの準備
猫に気づかれないように、こっそりおやつを準備していても、気づくと足元に来ていることはありませんか?
猫は袋を開ける音やお皿を出す音はもちろん、飼い主さんがいつもおやつを準備するときの動きなども学習しているので、「あの棚に近づいたときは何かいいことが起こる」と察知していることが多いものです。
人間にとっては何気ない音や動作でも、猫からしたら「おやつの時間」を知らせる重要な情報になっているのでしょう。
2.動物病院へ連れて行こうとしたとき
「猫に隠したい」と思うシチュエーションの代表ともいえるのが、動物病院へ行くときです。動物病院に連れて行こうとして、キャリーを出そうとしたとき、猫が隠れたり逃げたりすることがあります。
まだ抱っこもしていないのに、なぜ分かるのかと不思議になりますよね。しかし猫は、過去の経験から「ここからキャリーが出てくる=キャリーは嫌なことが起こる」と覚えている可能性があります。
キャリーだけでなく、飼い主さんの動きや部屋の様子など、病院へ行く前に起こる一連の変化を手掛かりに判断している可能性があります。
3.新しい猫(動物)の存在
新しい猫をお迎えするときに、まずは先住猫に気づかれないように別室にしたり布をかけたケージに入れたりしますが、多くの猫がいつもと違う反応をします。
これは新しくやってきた猫や動物のにおいを感じ取っている可能性があります。人間にはわからないようなわずかな変化でも、猫にとっては大きな情報。「何かいる」と、察知することができるのです。
4.おやつに「薬」を混ぜたとき
猫に薬を与えるときに、できれば自然に摂取してもらいたくて「おやつに混ぜて出す」という人は多いと思います。しかし、いつもなら喜んで食べるのに、「その日は食いつかない」ということもあり、ときにはおやつの乗った皿に向かって砂かけ行動をするなんてことも…。
実は猫はニオイにとても敏感な動物です。しかし味そのものを感じるセンサーはあまり発達しておらず、特に酸味や苦味には敏感です。そんなことから、薬が混ざったことで、いつもと違うニオイになったり、苦味が出たりすると、猫に薬を混ぜたことがバレてしまうのです。リスクとして、お気に入りフード自体を嫌いになってしまうこともあるので、そんなときは一度獣医師に薬の与え方を確認してみましょう。
5.グルーミングをしようとしたとき
猫は、ブラッシングや爪切り、また毛玉のカットやシャンプーなど、グルーミングが嫌いな子が多いものです。飼い主さんとしては猫が大人しく眠っていると「今がチャンス!」と、ペットブラシやハサミ、爪切りなどを出しに動くわけですが、この段階でなぜかバレることが多いのです。
猫は一連の行動から「これからグルーミング(嫌なこと)」をされると予測している可能性があるので、猫からすると、飼い主さんが何かを隠しているというより、「いつものパターン」を覚えているだけかもしれませんね。
気づかれるワケ

猫が飼い主の隠し事に気づくのは、人間の考えていることを理解しているというより、生活パターンや過去の経験を覚えているからです。音やにおい、動きなどをさまざまな情報を手掛かりにして「この場合は〇〇」といったイメージです。
たとえばおやつの袋を開ける音や、キャリーバッグを出す音、ブラシを手に取る音など、猫は聴覚から情報を得ます。そして、それらがどこから出てくるかも知っているので、飼い主さんの動きと音で、次に何が起こるのか予測しているのでしょう。
そのため、飼い主が「まだ何もしていない」と思っていても、猫からするとすでに情報としては十分にそろっている段階なのかもしれません。つまり、猫が隠し事そのものを見抜くというよりは、飼い主さんが無意識に出している小さな変化を熟知しているというわけです。
まとめ

猫と暮らしていると、おやつの準備や動物病院、グルーミングなど、「まだ何もしていないのに、どうしてわかったの?」と思う場面があります。
猫が飼い主の隠し事を見抜いているように感じるのは、音やニオイだけでなく、飼い主さんの行動パターンや過去の経験なども大きな「情報」となります。
人間が何気なくしている動作も、猫にとっては「何かがはじまるサイン」なのかもしれませんね。こちらが隠し事をしているつもりでも、実は猫にしっかり観察されている…。そんなところも、猫と暮らすおもしろさのひとつといえそうです。
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