サッカー男子U-21日本代表、韓国に敗れ3大会連続の銀メダル 因縁の相手に決勝で3度敗戦【アジア大会】

■アジア大会サッカー男子 決勝 日本 0ー1 韓国(3日、豊田スタジアム)
21歳以下のサッカー男子日本代表は、23歳以下の韓国代表に0ー1で敗れ、3大会連続の銀メダルとなった。前半をスコアレスで終えた日本は後半16分、韓国に先制を許し、そのまま1点差で逃げ切られた。日本は因縁の相手に、決勝で3大会連続で敗れた。
日本の先発メンバーはGKに荒木琉偉(18)。DFに梅木怜(21)、市原吏音(21)、佐藤海宏(19)、岡部タリクカナイ颯斗(20)の4人。MFには石井久継(21)、大関友翔(21)、中島洋太朗(20)、嶋本悠大(19)。FWには横山夢樹(20)とンワディケ ウチェブライアン世雄(21)が入り、準決勝のウズベキスタン戦からメンバー10人全員を入れ替えた。
韓国は大会3連覇中。2018年ジャカルタ大会の決勝で日本は1-2で敗れ、23年杭州大会決勝でも1-2で敗れた。その因縁の相手に日本は前半6分、自陣でボールを奪われると、1人の選手にペナルティーエリア内まで持ち込まれシュートを許す。その3分後、日本はコーナーキックのチャンスに身長189㎝の岡部がヘディングシュートするが、惜しくもバーの上。
37分には左サイドでボールを受けた横山がドリブルでペナルティーエリア内に侵入してクロスを入れると、逆サイド、途中出場の福永裕也(21)が右足を振り抜いたが、枠の左に外れた。その直後にも、相手陣内右からのクロスがゴール前の選手に当たり跳ね返ったボールを、福永が左足で狙うもバーを越えるなど、日本は果敢に攻めたがゴールは奪えず0-0のスコアレスで前半を終えた。
後半3分にも右サイドでボールを受けた福永がドリブルで切れ込みシュートを放つ。10分には日本が右サイドからクロス。ルーズボールを収めた選手がシュートを放つが、枠の右に外れた。その直後にもコーナーキックのゴール前混戦から市原がヘディングシュートを打つなど、日本が序盤からアグレッシブな攻撃を見せる。
しかし16分、韓国に右サイドを突破されると、ゴール前にクロスを入れられる。GKの荒木が弾くが、オーバーエイジ枠のオム ジソン(24)に拾われ強烈なシュートを浴びる。ボールはゴール左上に突き刺さり、韓国に1点を先制される。
27分には横山がシュート。34分には、相手ゴール前中央から石井が狙いすましたシュートを放つが、惜しくもポストに嫌われる。交代選手も次々に投入し、果敢にゴールを狙ったが、相手の体を張った守備を最後まで崩せず、敗れた。
試合後、「結果負けているんで、非常に悔しい」と言葉を絞り出した大岩剛監督(54)。「若い選手たちが一戦一戦しっかり成長してくれて勝ち上がったんですけど、次につながる機会にしたいなというふうに思います」と前を向いた。
今大会で主将を務めた市原は「チャンスもありましたし、今冷静にコメントできないですが、応援していただいた方に感謝したい」と感謝の言葉を述べ、「1人1人がしっかり今日の敗戦に向き合って、各々がレベルアップする必要があると思います」と、今後を見据えた。