身近に広がるサイバー攻撃によるシステム障害 冷凍食品から保育園にも… ニッスイの物流拠点停止で約1200社に影響 相次ぐ情報漏えいに政府も対策
冷凍食品から保育園のサービスまで。サイバー攻撃によるシステム障害が、私たちの身近なところにまで広がっています。実際に影響を受けているスーパーを取材しました。
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埼玉県のスーパー。品揃えに「異変」が起きていました。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成 店長
「うちでいうとニッスイのかにシューマイ12個入り、問屋さんにも在庫がないので、メーカーが卸におろさないと、うちには入ってこない」
「シュウマイ」など人気の冷凍食品が届かなくなるかもしれないというのです。その理由が書かれたメールを見せてくれました。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成 店長
「ニッスイの文章がきのう来て、きょうも同じように『システム障害で出荷できない状況となっております』って。サイバー攻撃、また今回も食品であるの?7月で、ニチレイさんで全く同じような形があったので怖い」
ニッスイはきのう、システム障害によって物流サービスを担う子会社で、冷凍食品の出荷や入荷ができなくなっていると発表。全国の物流拠点が止まっていて、その影響は小売りや外食、食品卸などおよそ1200社に及ぶということです。
こうしたトラブルは他にも。東京などで保育園を展開する「ポピンズ」は、システム障害の影響で保護者とのメッセージのやりとりなどができなくなっていると発表。
冷凍食品から保育園まで…。その原因は、ひとつの会社にありました。
ソフトバンクグループの子会社「IDCフロンティア」はきのう、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によってシステム障害が発生したと明らかにしました。
この会社のサービスを使っていた茨城県や東京都小平市のホームページが閲覧できなくなるなど、その影響は495の企業や自治体に広がっています。
こうしたサイバー攻撃は他にも…
「最近『漏えいした』みたいなメールが届いて、友達とかの間でも話題になってました」
きょうも香川県の通販会社が不正アクセスによって、最大5万4000件あまりの顧客情報が流出した可能性があると発表しました。
「焼肉きんぐ」や「タイムズカー」など企業の情報漏えいが相次ぐなか、政府も対策に乗り出し、システムの脆弱性の対策などを徹底するよう企業に要請するとしています。
情報流出に歯止めはかかるのか。即効性のある対策が求められています。