史上最強の「ゴジラ・エルニーニョ」に警戒を…今年続くさまざまな“天候不順”と関係か 今冬は暖冬傾向でも“ドカ雪”に注意【news23】
3連休最終日。各地で気持ちのいい晴れとなりました。一方、今後は史上最強の“ゴジラ・エルニーニョ”に注意が必要です。
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3連休最終日の12日。秋晴れの中、京都府の神社で行われたのは、江戸時代から続く「赤ちゃん初土俵入」です。
見えない神様と赤ちゃんが相撲をとるこの行事。土俵の砂をお尻に付けることで、健康で丈夫に育つといわれています。
12日は「スポーツの日」とあって、各地でスポーツイベントが行われました。雨が多かった先月とはうって変わって、この3連休は全国的に秋晴れに。
季節は今後、冬へとうつりますが、あの怪獣になぞらえられたある現象に注意が必要だといいます。
気象予報士 坂口愛美さん
「欧米メディアの一部では『ゴジラ・エルニーニョ』なんて言い方も」
全国的に秋晴れとなった3連休最終日。久しぶりに続いた穏やかな気候ですが、実は今、南米付近の海で異変が起きていて、日本の冬の天気に影響を与える可能性があるのです。
それが“過去最強のエルニーニョ現象”。あの怪獣になぞらえて、こんな呼ばれ方をしています。
その名も「ゴジラ・エルニーニョ」です。
気象予報士 坂口愛美さん
「ゴジラくらい規格外の大きさ、それぐらいの規模のエルニーニョ。ゴジラ・エルニーニョとも一部で呼ばれているということですね。史上最強のエルニーニョと言ってもおかしくありません」
そのゴジラ・エルニーニョ、“ドカ雪”を降らせる可能性があるというのです。
そもそもエルニーニョ現象とは、南米沖の赤道付近の海面水温が平年よりも高くなる状況のこと。世界的に異常気象が起こりやすくなるといわれていますが、先月、その海面水温が基準と比較しプラス4℃と、統計開始以来、過去最高を記録。“スーパーエルニーニョ”が発生しているとみられています。
今年、タイでは大雨により洪水が発生したほか、フランスでは記録的な熱波による乾燥で山火事が頻発。日本でもこの夏、例年を上回る多くの台風が発生しました。
そして、気象庁によりますと、海面水温は冬にかけてさらに上昇するといいます。
それが過去最強「“ゴジラ”級のエルニーニョ」。気象予報士によると、その影響で今年は暖冬となり、雪が少なくなる一方、局所的に“ドカ雪”が降る可能性があるといいます。
気象予報士 坂口愛美さん
「前回のスーパーエルニーニョの時、記録的な暖冬になった。東京でも12月に24℃くらいまで気温が上がったりした。日本海側などの豪雪地帯で言うと普段よりも暖かいということで、降っても雪ではなく雨になってしまう。雪の量が少なくなってしまって、スキー場に影響が出たりとかもあり得ると思う」
ただ、日本付近の海面水温が高いと、その分、水蒸気の量が多く、“たまに来る”寒気により雪雲が発達し、「ドカ雪」が降るおそれがあるといいます。
気象予報士 坂口愛美さん
「2016年にかけての冬は雪不足ではあったが、一時的に強い寒気が流れ込んで、ドカッとまとまって大雪が降ってしまったということもあった。ずっと雪が続くとか寒さが続くというよりも、本当に極端な現象が現れる危険性がある」
今シーズンの冬は「暖冬による雪不足」と「ドカ雪」。極端な天候の変化に注意が必要です。