金8個・銀2個・銅3個のメダルラッシュ!「選手の戦いぶりに感謝」日本代表が凱旋【柔道世界選手権】

柔道世界選手権(4日~11日、アゼルバイジャン)の日本代表が、13日に帰国し取材に応じた。日本代表は個人戦で金メダル7個、銀メダル2個、銅メダル3個とメダルラッシュ。さらに混合団体では2大会ぶり8回目の優勝を果たし、計13個のメダルを獲得した。
大会を振り返り、鈴木桂治男子監督は「男子の場合は2階級を出した階級が、海外選手に負けることなくメダルを獲得してくれたっていうのは、非常に良かった。派遣した側として選手の戦いぶりに感謝の気持ちでいっぱい」と選手たちの奮闘を称えた。塚田真希女子監督も「世界選手権に臨むにあたっては再現性と連携という2つの柱を立てて臨んできた。その結果、軽量級を中心に63キロ級の選手までしっかり結果が出て、最後は団体戦でしっかり優勝という結果で締めくくることができたので手応えが非常にある大会となった」と語った。
最終日に行われた混合団体では2大会ぶりに王座を奪還した日本。東京五輪、パリ五輪と2大会連続で決勝でフランスに苦杯を喫し、世界選手権でも前回大会で連覇が「7」で途切れるなど、団体戦の強化は日本柔道界の課題となっていた。そこで、28年のロサンゼルスオリンピック™での悲願達成に向け、今年から「男女合同練習会」を実施。性別の垣根を越えてチーム力の底上げに注力してきた。
合同練習の成果について、鈴木監督は「選手の特徴、我々は女子の選手の特徴を知ることができた。誰々がこういう試合をした、じゃあ次もっとこう言ったほうがいいんじゃないかって我々の考えがあっても、(今までは)なかなか伝えることができなかった。例えば今回は小野(卓志)男子コーチが女子選手に技術的な指導をしたり、あいつはこうしたほうがいいんじゃないかって自分の考えを伝えてくれたり、私も選手にアドバイスした。そういった声かけができる関係になったのは非常に良かったかなと思う」と語り、男女の枠をこえた意見交換が生まれたことを収穫として挙げた。 一方で、「チームワークという意味では、まだまだ濃くなると思っていて、継続して回数も少しでも増やせたらと塚田監督とも話をしてますので、もっと親密なチームを、そしてもっともっとチームが1つになって戦えるような、そんな日本代表になっていくといい」と、さらなる結束力の強化を見据えた。
※写真は鈴木桂治男子監督
【日本代表成績】※()内は年齢
■女子
48㎏級:古賀若菜(25)優勝
52㎏級:阿部詩(26)優勝
57㎏級:大森朱莉(24)優勝、玉置桃(32)7位
63㎏級:嘉重春樺(26)優勝
70㎏級:田中志歩(28)3回戦敗退
78㎏級:池田紅(23)3位
78㎏超級:新井万央(23)7位、素根輝(26)初戦敗退
■男子
60㎏級:永山竜樹(30)3位
66㎏級:阿部一二三(29)優勝、武岡毅(27)3位
73㎏級:田中龍雅(22)優勝
81㎏級:老野祐平(25)2回戦敗退
90㎏級:村尾三四郎(26)優勝、田嶋剛希(29)2位
100㎏級:新井道大(21)2位
100kg超級:中野寛太(26)3回戦敗退
■混合団体 優勝