横浜高・織田翔希、MLB挑戦を表明!「世界一のピッチャーに」U18侍ジャパンの経験が決め手に 理想は「愛される応援される選手」

横浜高校の織田翔希(18)が15日、自身の進路について会見を行いMLBへの挑戦を表明した。「自分の最終目標である世界一のピッチャー、世界で活躍するという目標に向け、アメリカの地で挑戦することに決めました」と力強く語った。
“令和の怪物”と称される織田は、最速157kmを誇るストレートを武器に、今夏チームを県勢初となる4季連続甲子園出場に導いた。花巻東(岩手)との準々決勝では先発で出場し、圧巻の10奪三振で完封勝利。18年ぶりのベスト4入りを果たした。準決勝で智弁和歌山に逆転負けを喫し、28年ぶりの夏制覇には届かなかったが、ドラフト1位候補として大きく存在感を示した。
また、9月に行われたアジアの頂点を決めるU18アジア選手権の日本代表「侍ジャパン」のメンバーにも選出。スーパーラウンド第2戦の台湾戦に初登板し6回1失点、3安打7三振の好投を見せた。
今回、アメリカ挑戦を決断した理由の一つに語学面での成長を挙げた。「一番の困難である言葉の壁という部分で、若いうちから生の英語に触れることによって、メジャーリーグに上がった際に、自分の意思をチームと意思疎通を図れる、そこが一番かなと思います」。さらに進路はマイナーリーグでのプレーに加え、大学進学も選択肢に入れていることを明かし「異国の地に行くので、野球の環境もそうですし、私生活の部分も考えながら決めていきたい」と話した。
進路を決断するまでの経緯については、U18日本代表として出場した侍ジャパンでの経験が大きかったという。「初めて自分も日の丸を背負って、国を越えて戦わさせていただいたんですけども、日本にはないような、トップの選手が集まっていて、その中で試合をさせていただいて、投げた試合もそうですけど、ベンチから見ててもこういった舞台でさらに上を目指してプレーしたいなという刺激を他の選手からも、その環境からももらえまして、ここまで悩んできました」。
今後の選手像を問われると「愛される応援される選手、そしてチームを勝たせられる選手になりたい」と力を込めて語った。
横浜高校での野球生活を振り返り、「野球人としてもそうですし、人としての部分もすごく学ばさせていただいたのでやっぱり誰からも応援されるような選手というか、そういったところを大切に、横浜高校で学んだものは上の舞台でも生かしていければ」と決意を示した織田。「横浜高校に来たからこそ出会えた方もすごくいらっしゃいますし、これまでたくさん応援してくださった方もいるので、そういった方々への感謝の気持ちは絶対に忘れずに恩返しできるように頑張っていきたい」と支えてくれた人々への感謝の気持ちを滲ませた。
◆織田翔希(おだ・しょうき)
2003年6月3日生まれ 18歳。福岡県北九州市出身
最速157キロの直球を繰り出す超高校級右腕。抜群の制球力とキレ味鋭い変化球を兼ね備え、今夏の神奈川大会、甲子園では圧巻の投球を披露し18年ぶりのベスト4入りに貢献。“世代ナンバーワン”投手の呼び声も高い。186cm、81kg。右投右打。