【速報】猪苗代3人死傷ボート事故 最高裁が被告に禁錮2年 2審の無罪判決を破棄し逆転有罪判決 業務上過失致死傷の罪に問われる
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-16 15:12

2020年に福島県の猪苗代湖で3人が死傷したボート事故をめぐり、業務上過失致死傷の罪に問われている男の裁判で、最高裁は先ほど、男に無罪を言い渡した2審判決を破棄し、禁錮2年を言い渡しました。
福島県いわき市の元会社役員・佐藤剛被告(49)は2020年9月、猪苗代湖で安全確認が不十分のまま、ボートを操縦し、湖に浮かんでいた豊田瑛大さん(当時8)をはねて死亡させたなどとして、業務上過失致死傷の罪に問われています。
1審の福島地裁は佐藤被告の過失を認めて禁錮2年の実刑判決を言い渡しましたが、2審の仙台高裁は「前方を注意したからと言って、確実に被害者を発見できたとは言えない」などとして無罪を言い渡し、検察側が上告していました。
裁判の主な争点は、▽衝突地点の周辺が湖の上に浮かんでいる人がいることを想定できるような水域だったか、▽衝突を回避できる地点までに佐藤被告が被害者らを人として発見することができたかです。
最高裁は今年9月、被告側と検察側、双方の意見を弁論を開き、検察側は「衝突地点の周辺に人がいるかもしれないと想定することは、決して困難ではなかった」「安全確認義務を尽くしていれば、衝突を回避できた」などと指摘。
一方、被告側は「佐藤被告はできる限りの注意義務を果たしたと認められ、佐藤被告を無罪とした高裁判決に事実誤認はない」などと主張しました。