“1秒を争う大激戦”10位・法政大は歓喜の本選出場、国士館大はわずか1分46秒届かず、21年ぶり予選会の東洋大は1位で箱根路へ【箱根駅伝予選会】

■第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(17日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)
【日程・結果一覧】駅伝シーズン開幕!女子の女王争いからニューイヤー&箱根の新春決戦まで※随時更新
第103回箱根駅伝(2027年1月2、3日開催)の予選会が行われ、東洋大、中央学院大、東海大など上位10校が“新春の箱根路”の切符を手にした。11位の国士館大はわずか1分46秒差で本大会出場を逃した。
本大会出場枠「10」を目指し、出場45校が激戦を繰り広げる予選会。ハーフマラソン(21.0975㎞)の距離で行われ、陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路をスタートし市街地を通って、国営昭和記念公園のゴールを目指す。予選会に参加するには、10000mで34分00秒以内、またはハーフマラソンで1時間13分00秒以内の公認記録を持っていることが条件。各校12人までが走り、上位10人の合計タイムで順位を競う。
注目は21年ぶりに予選会に回る東洋大。今年1月の箱根駅伝では総合14位に終わり、20年間守り続けたシード権を失った。25年連続の本戦出場を目指し予選会に挑む。さらに、昨年の予選会でわずか17秒及ばず本選出場を逃した法政大、前回予選会を1位で通過した中央学院大、79年連続の本選出場を目指す日本体育大。
この日の気温は午前8時の段階で17.8℃、45校が一列に並んでスタートを切った。序盤は各校の留学生が抜け出しトップ集団を形成。強い風の影響もあり例年よりは遅いペースで展開し大きく離れることなく日本人ランナーも追走した。
5㎞の順位は1位が専修大、2位に中央学院大、3位に東京農業大、4位に日本薬科大、5位に大東文化大となった。
6.5km付近で留学生ランナーがペースを上げる中、10000mの日本人学生歴代トップの27分21秒52を持つ東京農業大のエース・前田和磨(4年)は追走。日本人トップを目指し快走した。
10㎞での順位は1位専修大、2位に東洋大が浮上、3位は変わらず東京農業大、4位は大東文化大、昨年1位で予選会を通過した中央学院大は5位で通過した。
終盤の15㎞でも1位専修大、2位東洋大、3位東京農業大、4位大東文化大、5位中央学院第と上位の順位は変わらず、本選出場がかかる10位には伝統の集団走を見せる日本体育大、3秒差で法政大が11位となった。
17.4km地点を日本人トップで通過したのは東洋大の宮崎優(3年)、2位に東京農業大の前田のが続いた。18kmの地点での順位は1位に東洋大が浮上、2位に専修大、3位に中央学院大、4位は東京農業大、5位で大東文化大と順位が変動した。
1秒争う戦いはラスト3kmとなると各校の選手たちが一気にスパートをかけた。トップでゴールしたのは昨年に続き山梨学院大のB.キピエゴ(4年)、日本人トップは東洋大の宮崎となった。
激戦を制し、1位となったのは21年ぶりに予選会に出場した東洋大、2位が中央学院大、3位が東海大となった。そして、予選通過ラインの10位には法政大、昨年の悔し涙を歓喜の涙に変えた。9位の日本体育大は79大会連続出場を決めた。
【箱根駅伝予選会 結果】
1位:東洋大 10時間31分30
2位:中央学院大 10時間33分31
3位:東海大 10時間33分41
4位:専修大 10時間33分42
5位:東京農業大 10時間34分33
6位:山梨学院大 10時間35分18
7位:大東文化大 10時間35分23
8位:神奈川大 10時間36分48
9位:日本体育大 10時間39分52
10位:法政大 10時間40分08
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11位:国士館大 10時間41分54