「声を上げてほしい」ロシアで1年4か月拘束のアメリカ人記者が過酷な環境を証言 北海道新聞記者の釈放を願い呼びかけ JNN単独インタビュー
北海道新聞の記者がロシアで拘束されたことをめぐり、同じ拘置所に収容されていたアメリカ人記者がJNNの単独インタビューに応じ、その過酷な環境を証言しました。記者の釈放を求めて「声を上げてほしい」と訴えています。
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エヴァン・ガーシュコビッチ記者
「拘置所での生活は精神的に非常につらかった」
取材に応じたのは、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のエヴァン・ガーシュコビッチ記者です。
2023年にスパイ容疑で拘束され、懲役16年の判決を受けましたが、西側諸国との大規模な「身柄交換」で釈放されました。拘束は1年4か月に及び、北海道新聞の記者と同じ、モスクワのレフォルトボ拘置所に身柄を置かれました。
エヴァン・ガーシュコビッチ記者
「部屋はとても狭く、机とベッドの間しか歩けない。(部屋は)6歩か7歩くらいの狭さでした。1日23時間、部屋に閉じ込められます」
外の空気を吸えるのは、1日1時間だけ。屋上に設けられたわずかなスペースだったといいます。
エヴァン・ガーシュコビッチ記者
「散歩の時間も、屋上にある別のスペースに移るだけです。天井はなくて金属の網で覆われています」
北海道新聞の記者は12月12日まで勾留期限が延長されました。
日本大使館の関係者が今月16日、拘置所を訪れ「領事面会」を要請したものの実現しませんでした。
ガーシュコビッチさんは、釈放を願ってこう呼びかけました。
エヴァン・ガーシュコビッチ記者
「彼の事件について声を上げてほしい。私の家族や新聞社は政府に行動を求め続けた。彼を支えるため、孤独を感じさせないよう気を強く持ってほしい」
周囲の支援が記者を支えると訴えています。