「異常分娩」という表現を使わない方針 妊婦らの精神的負担を考慮 今後は「保険診療を伴う分娩」に変更 政府
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-20 13:54

帝王切開などの出産に関する「異常分娩」という表現について、妊婦らの精神的な負担につながることから、政府は原則、使わない方針を固めました。今後は、「保険診療を伴う分娩」という表現に変更されます。
現在、妊娠37週から41週に陣痛が自然に始まって帝王切開などを伴わない出産を「正常分娩」と呼ぶ一方、帝王切開や吸引分娩などを伴う出産を「異常分娩」と表現しています。
「異常分娩」という言葉が、妊婦らの精神的な負担につながるという声を受け、きょう、日本産科婦人科学会などは、上野厚生労働大臣らに対し、原則使わないよう推奨する文書を手渡しました。
政府は今後、「異常分娩」という言葉を使わない方針です。
厚労省によりますと、妊婦などへの説明や政府の文書は、「正常分娩」を「保険診療を伴わない分娩」に、「異常分娩」を「保険診療を伴う分娩」に、それぞれ変更するということです。
母子手帳については、「正常」か「異常」かを記載する項目がありましたが、2023年4月からなくなっています。