車いすテニスの上地結衣が銀メダル、3連覇逃し2028年ロスパラリンピック出場権獲得ならず 小田凱人は2大会連続のファイナル進出【アジアパラ】

■第5回 アジアパラ競技大会 愛知・名古屋 車いすテニス女子シングルス決勝(22日、名古屋市東山公園テニスセンター)
車いすテニス女子シングルス決勝が行われ、上地結衣(32、三井住友銀行)が李暁輝(27、中国)をセットカウント0-2(1ー6、6-7)のストレートで敗れ、銀メダルとなった。上地は大会3連覇を逃し、優勝者に与えられる2028年ロスパラリンピック出場権獲得はならなかった。
第1セット、上地は5ゲームを連取される苦しい展開。何とか1ゲームを奪ったものの1-6で先取される。第2セットは、1-1から2ゲームを連取される。それでも上地は第5ゲーム、第6ゲームを奪い、3-3のタイに戻した。その後試合は接戦となったが、6-6で迎えた第13ゲームを6-7で落とし、セットカウント0-2のストレートで敗れた。
今年7月のウィンブルドン選手権シングルスで優勝し、四大大会全てとパラリンピックを制覇する生涯ゴールデンスラムを成し遂げた上地。大会前の会見では「パラスポーツに対する熱量っていうのは(東京パラリンピックの)2021年以降、かなり大きくなってくださってるんじゃないかなって思っています」と話し、「名古屋でアジア大会が開催されるっていうのは、皆さんのこの期待感といいますか、やっと生で見ていただけるっていう、すごく貴重な機会だと思いますので、そういった皆様の期待に応えられるようなパフォーマンスをしたいなっていうふうに思います」と、活躍を誓った。
車いすテニス男子シングルス準決勝に臨んだ小田凱人(20、東海理化)は、中国の董順江(34)に、セットカウント2-0(6-0、6-0)のストレートで下した。小田は2回戦、準決勝と2試合連続で1ゲームも落とさない完璧な試合運びで、2大会連続となる決勝進出を決めた。小田の快勝に会場に詰めかけた大勢のファンは、立ち上がって拍手を送るなど奮闘を称えた。