川崎競馬場のきゅう務員が自殺 パワハラなどが原因として労災認定 遺族はきゅう務員の労働環境改善求める
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-22 17:57
川崎競馬場で馬の世話をするきゅう務員として働いていた男性が、上司である調教師からパワハラを受けて自殺したとして、労働基準監督署が労災と認定していたことがわかりました。
上司からのパワハラや2週間以上にわたる連続勤務が原因でうつ病を発症し、自殺したとして、今年6月に労災認定されたのは、川崎競馬場できゅう務員として働いていた当時43歳の男性です。
代理人によりますと、男性は2015年から上司にあたる男性調教師のもとで働いていましたが、2024年に調教師から大声で叱責を受け、「死ね」と言われたということです。
また、亡くなる当日には、「きゅう務員はゴミ以下」「この業界でどこにも働けなくしてやる」などの暴言も受けていたといいます。
さらに労基署の調査では、亡くなる直前に17日間連続の勤務が確認されました。
遺族側はきゅう務員の労働環境について、調教師個人と契約が結ばれ、労働時間の管理などが適切に行われていないとして、環境の改善を求めています。
亡くなった男性の母親
「どんなに辛く悔しかったかと思うと、家族としてやり切れなく許せない気持ちです。きゅう務員の方々の環境など改善されますよう願っております」
一方、上司にあたる調教師の代理人は「パワハラにあたるようなことはしていないと認識している。資料を精査していないので、具体的なコメントは差し控える」としています。