今年の自殺対策白書が閣議決定 自殺者数は統計開始以降初めて2万人を下回る 経済的な理由による男性の自殺が減少 「学生と生徒」は増加傾向 厚生労働省
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-23 08:30

去年1年間に自殺した人の数が初めて2万人を下回ったものの、「学生と生徒」では増えていることが分かりました。一方、経済的な理由による男性の自殺は減少しています。
きょう閣議決定された今年の「自殺対策白書」によりますと、去年の自殺者数は1万9188人で、統計開始以降初めて2万人を下回りました。
2009年は3万2845人でしたが、近年は減少傾向にあり、雇用情勢の改善などにより経済的な理由による男性の自殺が特に減っていたということです。
一方、「学生・生徒」の自殺者数は去年1082人に上り、2年連続で増加。「学生・生徒」の女性については、3年連続で増えています。
男女の小中高生では、統計のある1980年以降、最も多い538人に上っていて、要因として「学校問題」が最も多く、うつ病などの「健康問題」、「家庭問題」と続いています。
また、自傷行為や自殺未遂で救命救急センターに搬送された人のうち、支援団体などといった連携先につないだケースは2割程度に留まっています。
「自殺対策白書」では今後の対応として、「不安や悩みを抱える人が、地域や相談窓口などと接点を持てるようにし、必要な支援が継続できる仕組みが求められる」などとしています。
今、悩みを抱えているという方は「まもろうよこころ」で検索すると、SNSなどの様々な相談窓口が紹介されています。