鉄道駅で働いて大人気になり、昨年引退した猫が「虹の橋」を渡る ネット民からも惜しむ声多数
英国の鉄道駅で5年以上親しまれ昨年引退していた黒猫が、事故のため亡くなりました。人々に愛されてベストセラー本のモデルにもなったこの猫の死は、人々に大きな悲しみをもたらしています。
駅猫として活躍し、昨年引退

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英国ハダースフィールド駅で5年以上も乗客たちに親しまれてきた黒猫が、このほど交通事故で亡くなったことがわかりました。
黒猫Boltは2019年にウェスト・ヨークシャー州にある同駅に現われ、たちまち多くのファンを獲得して、ソーシャルメディアでも大きな話題になりました。彼と猫の相棒Felixのために開設されたFacebookページは、16万7000人以上のフォロワーを集めたほどの人気でした。
Boltは昨年(2025年)に改修工事に伴って同駅で働くJacquiさんの自宅へ引き取られ、新たな生活を始めていました。しかしFacebookによると、Boltは9月末に事故で亡くなったとのことです。
投稿には「Boltはずいぶん前に駅での勤務を終えましたが、彼を知り、愛してくれた人々の心からいなくなることはありません」と綴られています。
先輩猫とともに大活躍

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Facebook上で「The Huddersfield Station Cats」やInstagramアカウント「Stationcatshudds」を運営する「大のBoltファン」のAlan Hindさんは、次のように説明しています。
「愛すべき元駅猫Boltが、虹の橋を渡りました。ハダースフィールド駅を引退した後、この猫はJacquiさんにたっぷりと甘やかされ、ほかの猫仲間たちと一緒に暮らす日々を送っていました。彼はまさに最高の人生を謳歌していたのです。でも悲しいことに、Boltは今週、交通事故のため亡くなりました。この胸の張り裂けるような出来事でも唯一救いになっているのは、獣医師によると『Boltの死は一瞬のうちで、苦しみは長くなかった』ということだけです」
6年前に駅に現れたとき、2011年から駅のパトロールをしていた先輩猫のFelixから、Boltは駅猫としての仕事を学びました。2匹はとても美しく写真映えがするため、「Felix The Railway Cat」「Full Steam Ahead, Felix」という2冊の本がサンデー・タイムズ紙から出版されてベストセラーになったほどでした。
2023年にFelixが12歳で亡くなってからは、Boltが「主任害獣駆除担当官」に昇格していました。
駅猫の伝説は「野良猫のための募金活動」として引き継がれる

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上記のベストセラー本を執筆したKate Mooreさんは、訃報に接して「とても悲しい」と述べ、次のように話しています。
「子猫時代のBoltをよく覚えています。遊び心いっぱいでエネルギーに満ちあふれ、Felixを翻弄しようと駆け回っていました。でもめったに成功しませんでしたね。Felixはあちらの世界で、さっそくBoltにいろいろと手ほどきをしていることでしょう。Jacquiさんをはじめハダースフィールド駅の職員のみなさん、そしてこの知らせに深く心を痛めているであろうたくさんのBoltファンの方々に、心よりお悔やみ申し上げます」
Alanさんはいま、Boltの死を悼み、彼が遺したものを形に残したいと願う人々に向けて、「Huddersfield Feral and Strays」という募金ページを設けて寄付を呼びかけています。
「FelixとBoltは、恵まれない境遇にある猫たちを助けることに喜びを感じていました。どんなに少額の寄付でも、助けを必要としている多くの猫たちの力になります」と彼。
「ボルトを偲ぶみなさんからいただいたご寄付は、まちの伝説になった愛すべき駅猫にとっても『遺産』となるはずです」
駅を管理運営するTransPennine Express社の顧客担当部門Andrew McClementsさんは、こう語ってくれました。
「Boltを失い、わたしたちは深い悲しみに包まれています。彼はハダースフィールド駅という『家族』の愛すべき一員であり、長年にわたって多くの人々に喜びと安らぎをもたらしてくれました。Felixから仕事を教わっていた駆け出しのころから、やがて彼自身がスターとなるまで、Boltは同僚や利用されるお客さま、そして世界中のファンの心にその『足跡』をしっかりと残してくれました」
「彼がいなくなって、本当に寂しくなります」
出典:Beloved railway station cat dies in road acciden
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