「27日正午までに100万ドルを支払え」GMO不正アクセスにさらなる懸念 攻撃側が脅迫“応じなければ顧客個人のデータにも攻撃を加える”
GMOインターネットグループへのサイバー攻撃をめぐり、さらなる懸念が広がっています。「あす12時までに100万ドルを支払え」。一部の利用者がすでに金銭的な被害を被るなか、攻撃側が不気味な“脅迫”を仕掛けてきています。
【動画】「27日正午までに100万ドルを支払え」GMO不正アクセスにさらなる懸念 攻撃側が脅迫“応じなければ顧客個人のデータにも攻撃を加える”
GMOサービス利用 FX歴10年(44)
「残高がゼロになっているので、何が起こったんだって」
不正アクセスを受けたGMOインターネットグループのサーバーを利用してFX=外国為替証拠金取引を行っていた男性。知らぬ間に取引が行われ、わずか2秒間で400万円以上を失ったといいます。
GMOサービス利用 FX歴10年(44)
「人のお金を完全にゼロにして。なんてことやってんだよって」
これまでに、サーバー2万6739件が不正アクセスの影響を受け、取引口座のIDやパスワードが不正に使われた可能性があることが明らかになったGMO。いま、さらなる被害が懸念されています。
あす正午までにGMOへ100万ドルを支払うよう求め、応じなければサーバーを利用していた顧客個人のデータにも攻撃を加えるとする脅迫です。
すでに金銭的な被害が生じている人は…
GMOサービス利用 FX歴10年(44)
「ドキドキしながら過ごすしかない。何をやってくるんだろうって」
サイバーセキュリティの専門家は、GMOのサーバーを利用していたユーザーのパソコンに対し、攻撃側が自由にアクセスできる可能性を指摘します。
S&J 三輪信雄 社長
「バックドア、コンピュータウイルスのようなものがパソコンに入れられていると、電源が入ってインターネットに繋がっている間であれば、犯人から遠隔操作されてしまう」
そのうえで、さらなるリスクについてこう述べました。
S&J 三輪信雄 社長
「GMOは明確に『払わない』と言っている。データ公開されたくなければ『お金払え』というのを各ユーザーに対し脅迫する可能性」
熊谷正寿社長はきのう、課題が事前に指摘されていたものの、「対応のスピードが十分ではなかった」として謝罪しました。
そして、サイバー攻撃者の追跡や無力化に向けた実効的な措置をとる「能動的サイバー防御」の実施を政府へ緊急要請したことにふれ、こう訴えました。
「国民の財産と、日本のサイバー空間の未来を守るために、どうか共に力を合わせてください」
サイバー攻撃をいち企業で防ぐことが難しい段階に入ったいま、新たな連携の形が求められています。