缶詰なのに「レンチンOK」!?板チョコで「ストレス解消」?食品パッケージ進化中【THE TIME,】

“混ぜやすい”納豆パックや“箱ごと割れる”板チョコ、“レンチンできる”缶詰まで。知られざる食品パッケージの進化とは?
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凸凹無くして「混ぜやすい」納豆
納豆を混ぜる時の「容器からはみだして手が汚れる」「底に穴があく」といったいや〜な悩み…
それらを解決すべく進化したのが「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ」(ミツカン/参考小売価格281円)。一見すると普通の納豆容器ですが、“混ぜやすい”秘密があるのです。
従来の容器は底と側面に「リブ」と呼ばれる凸凹があることで▼容器の強度アップ▼空気の通りを良くして発酵しやすくする▼混ぜやすくなると言われてきましたが…
『ミツカン』開発技術部・篠原正典さん:
「新パッケージは“リブをなくして平らにした”。検証したらデコボコがない方が強度も上がるし発酵もできるし混ぜやすいということが分かった」
世界初「レンチンできる」缶詰
“電子レンジで温められる”缶詰も登場しています。
「一匠 レンチン!缶」(STI フードホールディングス)は、缶の底についている“特殊なプラスチック素材の台座”がミソ。
『大和製缶』技術管理部・佐藤伸秀さん:
「缶の底に“専用のアタッチメント”を取り付けることで、缶の金属素材とレンジの底面の間に“一定の間隔が保たれる”。レンジ加熱時のスパークを抑える“世界初の技術”」
“器に移す手間が減る”のは嬉しいポイント。いわし生姜煮・牛もつ煮込・牛すじ煮込の3商品が展開されています。
爽快!パキッと割って「ストレス解消」
ロングセラーの板チョコ「クランキー」(226円※番組調べ)も、4月に“50年越し”の大リニューアルを行っています。
佐藤部員:
「箱に『パキッとオープン』って書いてある。このまま折れるってこと?」
新パッケージは外箱の中央からパキッと折って開封するスタイル。左右同じ大きさに2分割でき、アルミ箔を剥がす手間も軽減できます。
『ロッテ』マーケティング本部・樋口佑介さん:
「物価高やSNS社会でイライラモヤモヤしている時に、“爽快な開け方”ができる新パッケージで少しでも“スカッとした気持ちになる”人が増えたらと思い開発した」
2分割した外箱の片方は、もう片方の箱に重ねてはめ込むことができるので、持ち運びにも便利です。
弁当・一人暮らしに“使い切り”佃煮
『桃屋』からは、“1食分の使い切りサイズ”になった「ごはんですよ!スティック 8P 箱入り」(参考価格486円)
家庭でたっぷり使うならビン詰め、お弁当や外出先、一人暮らしにはスティックと「ライフスタイルに合わせて選べるよう開発した」(企画本部 事業企画/戦略グループ・栗山さん)
“洗い物ゼロ&時短”生クリーム
ボウルで泡立てたり絞り袋に移し替えたりと“手間がかかる”イメージの「生クリーム」も便利に進化しています。
紙パックではなく“フタつきのパウチ”タイプの「明治おいしい生クリーム」(200ml・538円)は、“パウチの中でホイップクリームが作れる”というもの。
パウチの注ぎ口からグラニュー糖とレモン汁を投入したら、フタをして3〜4分シェイクするだけで完成です。
佐藤部員:
「なめらかで濃厚。手間をかけて作った時と変わらない美味しいホイップクリームが“数分でできた”」
開けた瞬間、水が「本格抹茶」に!
“抹茶”と謳いながら、ペットボトルの中の液体が“無色透明”な「matcha LOVE 抹茶」(伊藤園/190ml・275円)。フタを開けてみると…
佐藤部員:
「抹茶の粉末が一気に出てきた!」
キャップの内側に抹茶パウダーが入っていて、フタをあけると栓が開封される仕組み。ボトルを振って水と混ぜれば「ペットボトルとは思えないくらい淹れたての抹茶の風味がいきている」(佐藤部員)
実は、「matcha LOVE」というブランドは北米で誕生したもの。それをなぜ日本で?
『伊藤園』マーケティング本部・菅原愛佳さん:
「抹茶ブームにともなって北米で楽しまれている“カジュアルな抹茶文化”を、日本に逆輸入したいと思った」
“十円玉2枚より軽い”コーヒー缶
缶コーヒーの「ジョージア」(コカ・コーラ)にも隠れた進化があります。
空になった缶を街の人に持ってもらうと、「何これ軽い!」「缶コーヒーは重いイメージがあるのに」などなど驚きの声。
コーヒー缶(容量185g)の重さは1983年には「41g」。それが年々軽量化され2024年にはなんと「8.8g」に。強度を保ったまま軽量化する技術を生み出し、十円玉2枚よりも軽い“世界最軽量のアルミ飲料缶”をつくることに成功したのです。※東洋製罐調べ・2024年8月時点
便利に進化する食品パッケージ。次はどんな商品が出てくるのでしょうか?
(THE TIME,2026年10月22日放送より)