身代金1.6億円の要求期限過ぎ…GMO不正アクセス ハッカー集団が1人の“個人情報”とされるものを公開 今後も順次公開していくと主張
GMOの不正アクセス問題で新たな展開です。ハッカー集団はきょう正午すぎ、会社が交渉に応じなかったとして、利用者のものだとする個人情報の一部を公開しました。
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GMO 不正アクセス被害者
「きのうから何が起こるんだろうということで、全く眠れない状態で朝を迎えまして。今後どうなっていくのかなという不安しかないという状況」
悲痛な叫びを訴える30代の被害女性。GMOインターネットグループが提供するサーバーを利用し、FX取引をしていました。
GMO 不正アクセス被害者
「今後のことが考えられないくらい、現在のことで本当に疲れ果てている」
ハッカー集団から、きょう正午を期限に、100万ドル、日本円でおよそ1億6000万円の「身代金」を要求されていたGMO。期限が過ぎた直後の正午すぎに、ハッカー集団から新たな声明が。
ハッカー集団
「我々はすでに正午を期限として提示したが、GMOは交渉に一切応じていない。したがって、予告通り、個人情報を公開する」
ハッカー集団は、きょう新たに1人の“個人情報”だとされるものを公開。そこには、名前や住所、電話番号、さらにはウェブサイトの閲覧履歴など個人的な情報が含まれていました。ハッカー集団が利用者のパソコンに侵入し、様々な情報を取得した可能性があります。
GMOが身代金の支払いに応じなければ、今後も順次個人情報を公開していくと主張しています。
日本ハッカー協会の杉浦代表理事は、今回の声明について、GMOに圧力をかける狙いがあると分析しています。
日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「常態化をさせて時間が経てば経つほど公開されるっていう状況を作ろうと。それによって、GMOが払わざるをえないようにする」
さらに、今後は個人に対しても身代金を要求してくる可能性があると指摘します。これに対し、GMOは…
GMO
「公開された情報と称するものには、アクセスしたり、拡散したりしないでください。当該サイトにアクセスした方の情報は、攻撃者に取得されています」
悪質な情報拡散者に対し、証拠を保全したうえで、開示請求や刑事告訴・告発などの法的措置の準備を進めるとしています。また、個人情報が公開された顧客に対し、一律5000円のお見舞金とは別に、追加の補償を検討するとしています。
政府も対応に追われています。
片山さつき 金融担当大臣
「とにかく利用者様の保護ですね。利用者保護の観点から、非常に重要な課題と認識して対応しております」
片山大臣は、FX事業者5社で被害が確認されたと明らかにしたうえで、すべてのFX業者に対して、被害拡大を防ぐ措置を要請したと強調しました。
今後の展開はどうなるのか。揺さぶりが強まるなか、収束の出口は見えていません。