ANAが「ソラシドエア」「AIR DO」完全子会社化へ コロナ禍以降で収支厳しい国内線の収益力改善や効率化狙う
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-29 21:03

全日空=ANAは、「AIR DO」や「ソラシドエア」を運航する「リージョナルプラスウイングス」を完全子会社化すると発表しました。
全日空はきょう(29日)、「AIR DO」と「ソラシドエア」の2社を傘下とする「リージョナルプラスウイングス」を完全子会社化する基本合意書を締結したと明らかにしました。
子会社化の完了後も、両社のブランドは当面の間、「ANA」便とは別に維持する方針で、運賃体系や就航地域なども引き継ぎますが、将来的には「ANAブランド」への統合も視野に検討が進みます。
航空各社の国内線では、コロナ以降、オンライン会議の増加によるビジネス需要の減少や燃料費の高騰などで、厳しい収支状況が続いています。
こうした状況に対応するため、国はこれまで制限していた大手航空会社から中堅他社への出資について、今年5月に規制を廃止。
今回の完全子会社化はこれを受けたもので、全日空では、▼運航計画や機材の調達などの一部機能を全日空に一元化するほか、▼「AIR DO」「ソラシドエア」の持つ小型機をグループ全体で1便あたりの乗客が少ない路線に回すなど、グループ規模の拡大をいかした効率化で収益力の改善に繋げたい考えです。
ANAホールディングスの芝田社長はきょう(29日)の会見で、運賃について、「直ちにダイナミックに変えていくという方針にはない。双方の持っている強みが運賃にはこもっているので、話をしながら最適な運賃を作っていく」と話しました。
完全子会社化は来年4月1日を予定しています。