「トクリュウ」対策 スマホの遠隔解析導入で被害防止へ 警察官職務執行法改正案が衆議院本会議で審議入り
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-30 16:22

「トクリュウ」=匿名・流動型犯罪グループへの対策として、スマートフォンの「遠隔解析」の導入などを盛り込んだ法案が、きょう(30日)衆議院本会議で審議入りしました。
きょう(30日)衆院本会議で審議入りした警察官職務執行法の改正案は、「トクリュウ」などのスマートフォン内にある情報を遠隔で解析することを可能とするもので、犯罪グループによる犯行計画や標的に関する情報を事前に把握し、事件を阻止することを目的としています。
本会議でおこなわれた質疑で民主改革の会の早稲田衆院議員は、法改正により憲法で保障されているプライバシーの保護や通信の秘密に影響を及ぼす可能性がないか質しました。
これに対し葉梨国家公安委員長は、遠隔解析の実施に先立って裁判官の許可を受けることとしているほか、許可された以外のデータを扱った場合はただちに消去すること、端末の使用者には事後通知をおこなうことになっているなどと説明。
「憲法で保障された権利に制約が生じたとしても、その制約は公共の福祉の要請に基づく必要な限度にとどまる」との考えを示しました。