マヨネーズも値上がり「これだけ上がると手に負えない」暮らしに響く物価高 基調物価が目標2%到達も日銀・植田総裁「勝利宣言を出すということにはいたらない」
物価高が続くなか、日銀は長年めざしてきた物価上昇率の水準に到達したと表明。来月は食品値上げはおよそ1500品目に上り、街では生活が苦しいという声が多く聞かれました。
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いま、私たちの食卓に欠かせないある調味料の価格が跳ね上がっています。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成 店長
「目玉商品というのもあるけど、これだけ上がってしまうと…もう手に負えない」
マヨネーズです。
シェア半数を超えるキユーピーの製品は、来月から565円に値上げ。長らく350円前後でしたが、2022年からは価格の上昇が加速し、5年間でおよそ200円値上がりしました。
マヨネーズだけではありません。私たちの暮らしに欠かせないものやサービスの価格の目安となる「消費者物価指数」も、上昇を続けてきました。
バブル崩壊以降、物価が一向に上がらず不景気が続いていた日本。そのため、日銀は2013年に消費者物価を毎年2%ずつ上げていく目標を掲げました。
日本銀行 植田和男 総裁
「消費者物価の基調的な上昇率は2%の物価安定の目標と概ね整合的な水準となっている」
そして、きょう、消費者物価から一時的な要因などを除いた物価の「基調」が2%に達したと初めて示したのです。
長年低迷していた物価を引き上げるきっかけとなったもの。それはロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化などによるエネルギー価格の高騰といった海外発の要因でした。
物価の上昇に伴って、経済には変化も起きています。
新鮮市場 東本郷店 飯田智成 店長
「10円上げようとか5円上がったとか、そういうレベルでなく、一気に50円上がる」
こちらのスーパーでは、この5年間でパートの時給を987円から1196円に引き上げました。
春闘での賃上げ率も3年連続で5%を超えていて、物価と賃金が互いに上昇していく姿が見えてきています。
一方で…
街の人
「車を買うとか、大きな買い物になってくると、どんどんお金も必要」
デフレを乗り越えたものの、私たちの暮らしには、いま、あらゆる場面で物価高が重くのしかかっています。
日本銀行 植田和男 総裁
「勝利宣言を出すというところにはいたらない」
植田総裁は、今後は物価が上がりすぎることがないよう、基調的な物価上昇率を2%程度の水準で安定させていくと強調しました。