「君は頭がおかしい」遊説中止問われ記者に激高 米中間選挙直前のトランプ大統領 見直し余儀なく… 有権者が求めることは? 下院は民主党優勢の分析も
投票日が来月3日に迫ったアメリカの中間選挙。トランプ大統領が最後の追い込みを図っています。
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アメリカ トランプ大統領
「我々の最も得意なことをしよう。それは11月3日に勝って、勝って、勝つことだ」
30日夜、南部フロリダ州で応援演説を行い、野党・民主党が勝利すれば「1929年のような世界恐慌が起こる」などと主張しました。
トランプ氏は今月に入り、全米各地で応援演説を繰り返し、その回数は27回に及ぶと伝えられています。
26日には、声について、自らジョークにする場面も…。
アメリカ トランプ大統領
「神様は毎日集会を開くために声帯を作ったわけではないけどね」
一方で、29日にはカンザス州とアイオワ州で予定していた応援演説の中止を表明。中止について質問した記者に怒りを露わにする場面もありました。
記者
「カンザスに行かないのは遊説での移動にうんざりしているからでは?」
アメリカ トランプ大統領
「そんな質問をするなんて君は頭がおかしい。私の体調は完璧だ。君は吐き気がする。体を鍛えろよ。君の外見は酷いぞ」
その後、トランプ氏の関係者は、投票日までに19の州で電話やオンラインの集会に参加する予定だと明らかにしました。
しかし、翌日には一転、カンザス州とアイオワ州での集会を11月1日にまとめて開くと公表。選挙戦の最終盤で、遊説日程が二転三転しています。
JNN 米・ワシントン支局 守川雄一郎記者
「(トランプ氏)自身が前面に立つ選挙戦は体力的な負担も大きく、80歳の年齢も考慮して、今回はスケジュールの調整を余儀なくされたとの見方も出ています」
アメリカメディアは、オンライン集会ならより多くの選挙区に対応できるという共和党関係者の主張を紹介。一方で、支持率が低下するトランプ氏の応援が候補者にどこまでプラスになるのか、疑問の声も出ていると伝えています。
そして、有権者からは暮らしに関わる問題を重視する声が聞かれました。
Q.あなたにとって最も重要な問題は?
「物価もガソリン代もひどいです。あらゆるものが値上がりして、お金の価値が下がっています。だからそれを基準に投票するつもりです。みんな同じように感じているはずです」
Q.投票にあたって意識している問題は?
「間違いなく医療制度ですね。全員の手が届く、手頃な医療を確保することです」
最新の情勢について、選挙分析機関は下院では民主党が過半数を奪う可能性が高まっていると分析。上院では、民主党が4議席を増やせば逆転となるなか、テキサス州やミシガン州など7州が接戦で、両党が激しい選挙戦を展開しています。