ロシアの占領下で孤立のウクライナ南部オレシュキ 住民の退避完了 米仲介の局地停戦維持
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-11-01 14:09

ロシアの占領下で孤立していたウクライナ南部オレシュキでは、局地的な停戦が維持され、住民の退避が完了しました。
ウクライナ北部チェルニヒウ州に10月31日、オレシュキから退避してきた住民を乗せたバスが到着しました。
退避してきた住民たちはウクライナ国旗を身にまとい、家族との再会を喜ぶ姿も見られました。
オレシュキから退避してきた人
「(オレシュキから)退避できてよかった。もちろん家を離れるのは残念だがどうしようもない」
ロシアの占領下にあるオレシュキでは、住民が孤立し、食料などの支援が届かない状態が続いていましたが、アメリカのトランプ大統領の妻メラニア夫人の働きかけで、ウクライナとロシア双方が軍事行動を一時停止することで合意。
支援物資の搬入や地雷の除去、住民の退避が進められてきました。
退避を希望する住民はウクライナ側に向かう人と、ロシア側に向かう人に分かれ、ロシア国防省やベラルーシの国営通信などによりますと、ウクライナ側に向かう人たちはロシア南部からベラルーシへ空路で移動し、ベラルーシからバスでウクライナ北部へ再入国したということです。
一方で、オレシュキに残ることを選んだ住民もおり、ロシアのラントラトワ連邦人権問題全権代表はSNSで、今後も定期的に支援を続けることでウクライナ側と合意したと明らかにしました。27日に発効した停戦の期間は現地時間の1日夜までとされ、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで「さらなる緊張緩和と、和平に向けた真の取り組みが必要だ」などと訴えています。