「何もかも値上がり」物価高でトランプ氏に批判の声 激戦州ミシガン 3日投票始まるアメリカ中間選挙 最大争点「アフォーダビリティ」“手の届きやすさ”
日本時間あす夜に投票が始まるアメリカの中間選挙。今回、キーワードとなっているのが「アフォーダビリティ」です。「手が届く・無理なく買えること」を意味します。物価高のなか、日々の暮らしに必要なものを手に入れられるか、生活が維持できるかが今回の最大の争点となっています。
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有権者
「大人になってから初めて、共和党だけには絶対入れないと決めた。もう候補者が誰かは関係ない。(トランプ大統領についていく)やつらを政治の場から追い出さないと」
激戦州のひとつ、中西部「ミシガン」。
おととしの大統領選では、共和党のトランプ大統領が勝利した土地ですが、最新の世論調査の結果を見ると、上院選で民主党候補が「53%」、共和党候補が「42%」と、民主党がリードしています。一体何が起きているのでしょうか?
常連客が集まるダイナー。聞こえてくるのは物価高への不満です。
有権者
「大統領選ではトランプ氏に投票した。ただ今の評価はあまりよくない。戦争の影響でガソリン代をはじめ、すべての価格が上がり、高止まりしたまま、上がり続けているから」
卵や肉など、料理に欠かせない食材も軒並み値上がりしているといいます。
ダイナーの責任者 ハラムさん
「トランプ氏は第一期で『アメリカを再び偉大に』と言って、うまくやっていたと思う。でも、今のアメリカが本当に偉大なのかは疑問だね。何もかも値上がりしていて、大きな打撃を受けている。難しい」
こうした生活への不安が広がるなか、中間選挙で最大の争点となっているのが「アフォーダビリティ」。意味は「手の届きやすさ」です。
物価が上がるなか、食料品やガソリンなど、日々の暮らしに必要なものを無理なく買えるか。生活が成り立つかが問われています。
記者
「多くの商品が値上がりしているということですが、中でも値上がりしているのは鶏肉。およそ2倍になったということです」
スーパーでも、食品の値上がりが続いています。平均で3割ほど上昇し、食用油やスイカなど、およそ3倍になったものも。
有権者の不満を招いている生活費の高騰。民主党は、そこを突いてトランプ政権への攻勢を強めています。
民主党 オバマ元大統領(先月24日)
「生活費の高騰の直接的な原因は、現政権にある。最も悪い決断は、不必要な戦争を始めたことだ」
応援演説に訪れたのはオバマ元大統領。これに対しトランプ氏は、「戦争による経済への影響は一時的だ」と主張します。
共和党 トランプ大統領(先月25日)
「短期的には多少の打撃を受けるかもしれないが、たいした打撃ではない」
一方で、こんな本音も聞かれます。
有権者
「どちらの政党も、もっとしっかりしてほしい。どちらにも満足していない。相手候補をけなす話はもう聞きたくない。生活をよくするために、何をしてくれるのかを聞きたい」
日々の暮らしを圧迫する物価高。その不満が中間選挙の一票にどのように現れるのでしょうか。