日銀9月会合議事要旨 「政策金利早めにゴールに近づけるべき」利上げペース加速に前向きな意見
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-11-05 13:07

日本銀行は、9月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。会合では3か月ぶりに利上げを実施しましたが、委員からは今後の利上げのペースを速めることに前向きな意見が出ていたことが分かりました。
日銀は9月の会合で、6月以来3か月ぶりに政策金利を1%から1.25%に引き上げ、それまでおおむね半年に1度だった利上げのペースが加速する形となりました。
公表された議事要旨によりますと、大方の委員は、さまざまな物価上振れリスクがあることに留意する必要があるとの認識を共有したということです。
そのうえで今後の利上げについて、ある委員からは「物価上振れの兆候がみえれば、そのペースを速めざるを得ない」と意見が出されたほか、別の委員からは「過度に慎重になることなく、解像度も上げながら、引き続き適時に対応するべきである」と示されました。
日銀は「金融環境は緩和的である」との見解を示していますが、今後、利上げを進める中で金利水準がいつ中立的になったと示すかに関心が集まっています。
ある委員からは「政策金利を早めにおおよそのゴールに近づけて、上下双方向に機動的に動けるような状況にしておくことが望ましい」といった意見が出されました。
利上げペースの加速について前向きな見方が示されていた形ですが、12月会合で利上げに踏み切るかが焦点となっています。