ボウリングで3連続ストライクを「ターキー」と呼ぶ由来とは?ターキーの得点はどうなっている?

2023-04-07 20:45

ボウリングでは、ストライクを3回連続で出すことを「ターキー」といいます。
では、4回連続だったり2回連続の時というのは、別称が用意されていないものなのでしょうか。

そこでここでは、「ターキー」の意味や由来、他の連続ストライクについて解説します。

「ターキー」とは?

そもそも「ターキー」とはどのような意味があるのでしょうか。

ボウリングの場合

ボウリングでは、3回連続でストライクを取ることを「ターキー」と呼びます。

ボウリングの得点の仕組みは少し特殊で、ピンを倒した数が加算されていくだけではありません。
1ゲームが10フレームに分かれており、毎フレームごとに倒した本数によってスコアが決まっていきまう。
その際、スペアやストライクを取ったかどうかでもスコアが変動します。

スペアは次のフレームの「1投」で、倒したピンの本数に10を足したものがスコアとなります。
そして、ストライクは次のフレームの「2投」で倒したピンの本数に10を足したものがスコアとなります。

つまりターキーの場合は、最初のストライクの得点が30(10+10+10)となるのです!

3連続だけ「ターキー」

ボウリングでは、3連続のストライクだけを「ターキー」と呼びます。
以下は連続でストライクを出した時の別称です。

・1ストライク:シングル
・2ストライク:ダブル
・3ストライク:ターキー
・4ストライク:フォース
・5ストライク:フィフス

これら数字以外の呼び方も存在していて、近年はターキー以外の呼び方も定着しつつあるのだとか。
それらの呼称についての説明は後述します。

3連続ストライクがなぜターキー?

では、3連続ストライクをなぜ「ターキー」と呼ぶようになったのでしょうか。

その由来に関しては諸説あります。
ここからは代表的な説をいくつかご紹介します。

ボウリング場のサービス説

一番有力とされる説が、ボウリング場のサービス説です。

ストライクを3連続というのは、なかなか出るものではありません。
そこで、快挙を成し遂げた人への景品ということで七面鳥つまり”Turkey(ターキー)”をプレゼントすることがあったとされています。

これが定着したことで、七面鳥自体は渡さないものの3連続ストライクをターキーと呼ぶ習慣だけが残った、これが由来とされる説の一つとなっています。

インディアン由来説

かつてインディアンが1本の矢で3羽の七面鳥を射止めたことから、3連続ストライクをターキーと呼ぶようになったという説もあります。

ストライクのマーク由来説

ストライクのマークが3つ並ぶと七面鳥が羽を広げたように見えます。
そこから、3連続ストライクをターキーと呼ぶようになったという説もあります。

「ターキー」と「トルコ」

ターキーという言葉を聞くと、ボウリングや七面鳥のことではなく「トルコ」を思い浮かべる人もいるかと思います。
七面鳥も3連続ストライクも、そしてトルコを指すのもいずれも英語表記は”Turkey”です。

では、なぜトルコと七面鳥のスペルが一緒なのでしょうか。

元は別の鳥の意味だった

”Turkey”は元々ヨーロッパなどでお祝いの際に食べる鳥、アフリカ原産のホロホロチョウと呼ばれる鳥のことでした。
当時はこの鳥がトルコを経由して輸入されていた事から、「トルコ」を意味する”Turkey”と名付けられました。

その後、アメリカ大陸進出により「七面鳥」の存在が知られるようになりました。
この七面鳥がホロホロチョウにとても似ていたことから混合され、七面鳥も”Turkey”と呼ばれるようになってしまいました。
そこから5世紀以上もの間、ホロホロチョウも七面鳥もずっと”Turkey”と呼ばれています。

「ターキー」以外のストライクの呼称

全米プロボウリング協会が運営するツアートーナメントとなるPBAツアーで、ラブ・ストーンというアナウンサーが「トリプルにはターキーという名前があるのに、なぜフォースとフィフスにはないのか?」と疑問を呈しました。

そこから生まれた呼び方も、近年では定着しつつあります。
以下、数とそれぞれの異称となります。

・1ストライク:ストライク
・2ストライク:バックス・トゥ・バック・ジャック
・3ストライク:ターキー
・4ストライク:ハムボーン
・5ストライク:ヤッツィー

ちなみにハムボーンは骨付きの豚肉のことで、ヤッツィーはサイコロ5つを使って行うゲームのことです。
よりわかりやすくするために、それぞれ「4バーガー」「5バーガー」と呼ぶこともあります。

まとめ

ボウリング用語のひとつ「ターキー」。
これは、3連続ストライクを意味する語句です。

その由来は、七面鳥のことを意味する英単語”Turkey(ターキー)”から来たとされています。

  1. 中国不動産大手「碧桂園」 2023年の最終赤字は3兆円超 不動産不況で厳しい経営続く
  2. 【がん闘病】梅宮アンナさん 抗がん剤投与 ”ひとまず半分まで来ました” ”たくさん手洗いウガイは効果的” フォロワーに呼びかける 昨年11月に右胸全摘手術
  3. 「ちゃんと宿題をやっておくことをお勧めします」トランプ次期政権の国防長官候補・ヘグセス氏に厳しい追及相次ぐ
  4. 【16日の天気】寒さ厳しく最高気温は西日本・東日本は10℃届かないところ多いか 北海道・東北北部は氷点下も
  5. 国民民主・玉木議員 石丸氏立ち上げの地域政党との連携について「全体像を見定めたい」詳細な言及避ける
  6. ミツカン 今年3月から納豆「金のつぶ」など一部商品を最大15%値上げへ “製造コスト高騰”が要因
  7. 日本テレビ 中居正広さん出演のバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」司会降板を発表
  8. 【舌肥旅行記】グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ
  9. 「盗撮していたよね」と言いがかりをつけて現金108万円を脅し取った疑いで逮捕の男性を不起訴 東京地検
  10. 「お金の借り方は知らなかったのか」借金膨らみ民事再生後もFX取引などで10億円超損失 三菱UFJ銀行元支店長代理の女逮捕 警視庁
  1. 【がん闘病】 森永卓郎さん 「この1年で、一番状態が悪い」「お腹とか背中の、中心部の周りが、激痛が走るようになって」「筋力が落ちて、スイスイ歩けない」 腫瘍マーカーの数値は正常値の上限の100倍以上
  2. 青森で警報級大雪の可能性、市民「ちょっと恐怖」 東京ぽかぽか陽気
  3. 盗品の銅線ケーブル買い取りか、買い取り業者社長を逮捕 容疑否認 埼玉・加須市
  4. JR御茶ノ水駅で俳優の田中道子さんや大学生らが痴漢撲滅を呼びかけ きょうから受験シーズンの痴漢対策強化期間スタート 警視庁
  5. 日本の宇宙ベンチャー「ispace」月着陸船の打ち上げ成功 5月末か6月初旬に再挑戦となる月面着陸へ 月の砂採取成功なら世界初の月資源の商取引になる可能性
  6. 競馬・FX取引で借金膨らみ、民事再生法申請で一度やめたが再開 10億円以上の損失に 三菱UFJ銀行元行員の今村由香理容疑者を貸金庫から金塊盗んだ疑いで逮捕 警視庁
  7. 長野は190.6円で全国最高値 ガソリン店頭価格【都道府県別一覧】 あす(16日)からさらに補助金縮小で“値上がり”へ 軽油、灯油の店頭価格調査も
  8. 野菜が高騰…キャベツ価格が平年の3.3倍に 白菜やレタスも2倍に
  9. コンビニで初、使い終わった家庭の油を回収 飛行機への活用も視野に
  10. 【乃木坂46】岩本蓮加さん活動自粛 プライベート写真の流出で
  11. モペットで自転車と衝突し男性に重傷負わせたなどの疑い 無免許隠すため身代わり企てたか 無免許危険運転傷害容疑などで男子大学生2人を逮捕 警視庁
  12. 盗難車を会社に保管した疑い スリランカ国籍男を逮捕 UAEなど海外に発送か 警視庁
×