子猫との初対面から1週間…5匹の先住猫の接し方に変化が!『あやすって本能なんだな』『本当に微笑ましい光景』とほっこり!

ちょっぴり緊張気味だった子猫との初対面から1週間が経ち、5匹の先住猫たちにも変化が!子猫との接し方にも、先住猫それぞれの性格がよく表れていました。

飼い主さんが保護した幼い子猫との初対面から1週間が経過。5匹の先住猫の様子はというと、子猫に慣れた子、慣れない子とさまざまなようです。

『でか猫みっちりチャンネル』に投稿されたこちらの投稿は、YouTubeで61万回以上再生され、80件のコメントも寄せられています!

無邪気な子猫に先輩たちはどう対応する!?

三毛の子猫(愛称・おちびちゃん)を保護した飼い主さんが、先住猫たち5匹と初めて対面させたのは約1週間前のことでした。

おちびちゃんは先輩猫に威嚇されたこともあり、初対面したその日は少し不安そうな様子も見せていましたが、その後は徐々に先輩猫と打ち解け、元気に遊んでいます。

飼い主さんがおちびちゃんと猫じゃらしを使って遊んでいると、さっそく5匹の中で最も年上の黒猫「ジジくん」がやって来て、通りすがりに子猫の匂いをクンクン。

ジジくんは初対面の時からおちびちゃんに対してとても穏やかに接してくれていたため、2匹は距離が近くなっても落ち着いて過ごせています。

子猫の匂いを確かめるジジくん

子猫の匂いを確かめるジジくん

5匹の中で、初めて会ったおちびちゃんに対して厳しめの対応を取っていたのが、白黒ハチワレ猫の「ふくちゃん」でした。

ふくちゃんは、自分から子猫に近づきながらも目の前でシャーッと威嚇するという「当たり屋」状態と化していた先輩猫です。

なんか知らない猫がいる!

なんか知らない猫がいる!

しかし、そのふくちゃんは今や、おちびちゃんをあやして一緒に遊んであげる心優しいお兄ちゃんに大変身!

この日も、おちびちゃんの小さな前足で鼻を連打されていましたが、まったく怒らずに優しく接してくれています。

初日に当たり屋と飼い主さんに評されていたのが噓のよう。おちびちゃんがふくちゃんのことを大好きなのはもちろん、ふくちゃん自身もおちびちゃんのことを可愛いと思っているようです。

一緒に遊んで!ふくにいちゃん

一緒に遊んで!ふくにいちゃん

おちびちゃんとふくちゃんが遊ぶ玄関の奥には、ジジくんがいました。仲良くなった2匹を長老猫としてのんびりと見守っています。

さらに、2匹を間近で見つめるもう1匹の先住猫の姿もあります。口元のぶち模様が印象的なシャムミックスの「じんちゃん」です。

じんちゃんも初対面の時はおちびちゃんに対して緊張していましたが、今では一緒に遊ぶために順番待ちをするほど、子猫のそばにいたいと思ってくれているようです。

おちびちゃんと次に一緒に遊ぶのはぼく!

おちびちゃんと次に一緒に遊ぶのはぼく!

おちびちゃんとふくちゃんのじゃれ合いが一段落すると、じんちゃんはそれを待っていたかのように子猫の元へと近づきました。

おちびちゃんが遊ぶ姿勢を見せると、目の前でゴロンと寝転がり、目線を合わせてあげています。

初めて会った時には見られなかったおちびちゃんとふくちゃん、じんちゃんが仲良く触れ合う光景に、飼い主さんも「尊すぎる」「こんなの永遠に見ていられる」ととても嬉しそうです。

3匹でのんびり遊び始める猫たち

3匹でのんびり遊び始める猫たち

じんちゃんは、5匹の中でも特におちびちゃんによく構ってくれる兄猫となりました。昼下がりには、窓際でくつろぎながら、じゃれてくる子猫の相手をよくしています。

おちびちゃんと遊び過ぎた結果、顔に軽い傷ができることもあるそうですが、まったく気にすることなく、「お兄ちゃん」を継続してくれていました。

5匹の先住猫の中では最年少のじんちゃんですが、もう立派な先輩猫です。

おちびちゃんの相手は任せて!

おちびちゃんの相手は任せて!

良きお兄ちゃんとなったじんちゃん

良きお兄ちゃんとなったじんちゃん

こうして、初対面の時から子猫のおちびちゃんに対して比較的積極的だったジジくん、ふくちゃん、じんちゃんは、約1週間でここまで子猫と穏やかに過ごせるようになっています。

一方で、もう少し時間がかかりそうなのが、白キジ猫の「りくちゃん」と、黒猫の「えるちゃん」でした。

りくちゃんは、おちびちゃんが「こんにちは」と近づくと、鼻先を近づけての挨拶は許してくれます。しかし、グイグイ来られた途端、素早く逃げる程度にはまだ緊張気味。

初対面の時は姿も見せなかったことを思えば、大きな進歩ではありましたが、まだ一定の距離が必要そうです。立ち去られたおちびちゃんは、キョトンとした顔でりくちゃんを見送ります。

挨拶までにしてね

挨拶までにしてね

そして、えるちゃんは、最もおちびちゃんと打ち解けられていない先輩猫です。

「むり怖いのいる」「隠れたい」と、子猫の姿が見えるとオドオドと逃げようとしたり、つい怒ってしまったり。5匹の中で体は1番大きいのですが、飼い主さん曰く「肝っ玉は1番小さい男」なのだそうです。

飼い主さんには、えるちゃんの態度が「小さくて可愛いぼくだから」「子猫に食べられちゃう」と考えているようにも見えて、思わずクスッと笑ってしまうのですが、愛猫の戸惑いも理解して優しくなでてあげています。

大丈夫だよ。怖くないよ

大丈夫だよ。怖くないよ

えるちゃんと打ち解けるには年単位の時間が必要そうですが、おちびちゃんはまもなく里親さんの元へ出発することになりました。

先輩猫たちと1週間ほどで上手に触れ合い、甘えながら、可愛がられてきた子猫です。これから旅立つ里親さんの元でも、きっと幸せになってくれるに違いありません。

ふくちゃんとじんちゃんに甘えるおちびちゃん

ふくちゃんとじんちゃんに甘えるおちびちゃん

こちらの投稿には、『みんなで子猫を構ってあげてるのは本当に微笑ましい光景です』『顔が自然と笑顔になってしまいました』『もうこの子達が仲良くしている様子を眺めている仕事がしたい』など、子猫と5匹の先輩猫を絶賛するコメントが多く寄せられました。

今では里親さんの元で幸せに暮らすおちびちゃん。先輩猫たちとの初対面から旅立つまでの様子は、他の投稿からご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。

おちびちゃん、ジジくん、ふくちゃん、じんちゃん、りくちゃん、えるちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!

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